自分で決めるということ。経験値を増やしていくということ。

ふと、いろんなことを自分で決めていることに気づく。
というか、大人なんだから、自分でいろいろなことを決めてやっていくのが当たり前なのに、私自身決めることが苦手で、しかもめんどくさいことがイヤで、できればなんでもしないで済ませられないかと、そういう性質(たち)だったのだけれど、最近は、やってみたら意外に簡単で、「なーんだ」ということが多数。例えば、ATMでの振り込みとか、今までやったことがなかった仕事とか。
もちろん、やったことがないので(特に新しい仕事)うまくいかないし、失敗もする。まさしく、今、壁にぶちあたっているところで、うまくいかないこともあるというのは、頭ではわかっていても、ここであきらめたくないという気持ちのほうが強くて、そうなると、負けず嫌いとか粘り強さとか、根性とか、図太さとか、鈍感さみたいなものが必要になってくるんだろうなと。面と向かって文句を言われたり、露骨(ろこつ)に嫌な顔をされても、スルーできる鈍感力は、やっぱり大事だったりする。


負けず嫌いで、鈍感で、まさしく私のことだと、そう思うわけで、仕事を続けていくうちに、さらにそれらが強くなって、ああ、でも優しさも忘れてはいけないな、と。
余裕は必要だなと。(しみじみ)


トライ、アンドエラー。
エラーはなかなか痛いけれど、でもまぁしょうがない。
あまり気にせず、またやるしかない。


そうして、経験値を増やして、増やして、1年後には今の状態を懐かしく思うくらいになりたい。もしかしたら、懐かしく思えるなんて10年後になるかもしれないけれど、まぁそれはそれでいいか。


トライ、アンドエラーで、満身創痍(まんしんそうい)。
もう少し明るい話題で書きたかったけれど、現状がそうだから、仕方ないかな。
今日はこのへんで。


鈍感力 (集英社文庫)

鈍感力 (集英社文庫)


↓ おすすめの本です。

考えすぎない (アルファポリス文庫)

考えすぎない (アルファポリス文庫)



こつこつ続ける人になりたい

まぁタイトルそのまま、なわけだけれど、こつこつ続けている人には、かなわないなぁ、こつこつ続ける人になりたいなぁと、そう思ったわけで。
ブログでも、仕事でも勉強でも、趣味のことでも、こつこつ続けている人の、エネルギーはすごいなぁと、そう思うわけで。
疲れたら休んで、ぼちぼちやっていけばいいというそんな感じのわたしは、甘いなぁと。


こつこつ続けられる人と、続けられない人の差は、一体なんなんだろう。
生まれ持った性格とか気質とか、これまで育ってきた環境とか影響とか、そのあたりが関係してくるんじゃないかと思っているのだけれど、こういったもの(性格とか気質とか環境とか影響とか)は、途中からでも、変えられるものなのか、変えられないものなのか、どちらなのだろう。私自身は「変えられない」と思う派で、そうなると、こつこつ続けられない人は、「一生続けられないままなの?!」と、頭をかかえてしまう。


単純に「こつこつ続けられる人になりたい」と、そう思っているだけなのだけれど、どうしたら、こつこつ続けられる人になれるか、手取り足取り教えてくれる人もいなくて、まぁそれに関する本を読んだこともあるけれど、本を読んだだけでは、変われるわけはなくて、結局のところ、こつこつ続けて、どうなりたいか、なんだろうなと思う。具体的なゴールがあったほうが、続けやすいというのは、確かにあるだろうな、と。例えば、試験とか。


いろいろなことが続かないでいるのだけれど、でもまぁそれを責めても仕方がないので、なにかひとつくらい、こつこつと続けていけたら、と思っている。気負いすぎたら疲れるしストレスになるから、本当にこつ、こつ、地味で、誰も見てくれないし、ほめてくれたりもないけれど、でも何かひとつのことを続けてみたいものだ。


とまぁ、こんな風に書いているということは、深読みすれば、実はこつこつやっている自分を見てほしい、ほめてほしいと思ってたりするのだなぁと、あらためて気づいたりするわけで、承認されることによる効能(例えば、やる気が起きるとか)は、もっと重要視していいんじゃないか、それなら自分で自分を承認する(自分で自分をほめる)のも有りなんじゃないかと、そう思ったところで、今日はこのへんで。




「人生の残り時間」について考えてみた

ふと、自分の「人生の残り時間」を考えることがあった。
平均寿命と一般的に言われているものがあるにはあるのだけれど、実際自分がその平均寿命まで生きられるかどうかなんて、まったくもってわからないわけで。


人生の残りの時間をどう過ごしたいか、考えてみたら、過去あきらめてきたこと、できなかったことがいくつもいくつも泡のようにわきあがってきて、胃酸がこみあげるようなそんな気持ちになってしまった。


このブログを細々と続けているのも、まぁ生存報告みたいな、そんな感じになりつつあって、なんというか、そういう手段があるのはいいものだな、と。押し付けがましくなくて、読みたい人が読みにくる、そんなスタンスが昔から好きだ。


人生の残り時間を有意義に使おうとか、後悔しないように最善を尽くそうとか、そういうのは考えていない。
今できることをやっている。それで十分だ。
たくさん失敗もしたし、間違うこともあった。
でも、もう終わったことだと、自分に言い聞かせて、つらい感情に足をからめとられないように、感情を忘却する練習をしている。


まだ残りの時間はある。
その残りの時間を、もっと自由に、好きなことをやるために使ってもいいのではないかと、そう思い始めたのが、この10月半ばのことだ。


まぁ、その自由に、好きなことをやるというのが、イコール「時間を有意義に使う」ということなのかもしれないけれど。


ひとつでも、たったひとつでも、好きなことがあれば、やりたいことがあれば、それをやっていくのがいいんじゃないかと思う。
私自身、器用ではないので、いくつものことはできない。だから、ひとつかふたつ、いや、ひとつだけでも好きなことをやっていきたい。地道に、こつこつと。


あれもこれも、とやりたいことを列挙していた頃もあったけれど、やりたいことを減らした今のほうが充実しているような、そんな気がする。





家事の時間・労力を減らしたい(料理編)

いろいろと参考になる本だった。
ここのところずっと仕事が忙しいのもあって、家事にかかる時間を短時間にするのが目下の目標だ。
以前使っていた食器洗い機が壊れてしまって、ずっと手洗いをしているのだけれど、また食器洗い機を買いなおしてもいいかなと思ったりしている。とはいえ、安いものではないので、ためらう部分もある。あとは、経験的に、食器洗い機というのは、数年(5年くらい)で修理が必要になるのを知っているので、それも購入をためらう理由のひとつ。修理代も安くはないし・・・(経験者は語る)。あとは、置き場所の問題もあって、そんなに大きいものは置けない。


新しい食器洗い機にはなかなか手が出せないでいるけれど、スロークッカーはとうとう買った。

タイマーつきではなかったので、別にタイマーも買った。
24時間プログラムタイマーII PT25

24時間プログラムタイマーII PT25



買ってから、思っていたよりも鍋が小さくて、他のスロークッカーにすればよかったかなと思ったり。

ツインバード スロークッカー ブラウン EP-4717BR

ツインバード スロークッカー ブラウン EP-4717BR


スロークッカーで作りたいのは、ポトフとかシチューとかカレーとか。


特にポトフは大好きなので、これからの季節何度でも作りたい。


今までは、シャトルシェフで作っていた。


これはこれでとても便利なのだけれど、いちどガスで沸騰させないといけないところがスロークッカーとちがうところだ。


スロークッカーなら、焼き芋も作れるらしい。近々作ってみたい。


なかなかヘルシオホットクックは手に届かないけれど、スロークッカーなら3000円くらいだし、もしうまく使いこなせなくても、まぁいいかなと思って買った。
とにかくキッチンのガス台につきっきりになりたくない、それが一番の購入理由で、切った材料や調味料を入れて、あとは電気で加熱してくれるのであれば、これほど楽なことはないと思う。できあがったころに、電源をおとせばいい(タイマーで切る)。


スロークッカーのごちそうレシピ

スロークッカーのごちそうレシピ

スロークッカーでつくるはじめてレシピ (生活実用シリーズ)

スロークッカーでつくるはじめてレシピ (生活実用シリーズ)


さてさて、どうなることか。これから「家事の時間、労力をどうやったら減らせるか」いろいろ試行錯誤してみようと思う。


勝間式 超ロジカル家事

勝間式 超ロジカル家事



曖昧なスライム

今日は9月の最終日。自分のブログ画面を開いて、2018年の8月は全然ブログを更新していなかったことに、気づいた。
8月は、とにかく暑かったというのと、忙しかったという曖昧なことしか記憶にない。私の脳内は「曖昧なスライム」だ。もう少し説明すると、私の脳内には曖昧なものが水分を失いかけたスライムのように詰まっている(比喩)。
そういえば、時間の感覚も曖昧だ。ついさっき、虫の音を耳にして、いつの間にか夏が終わって、秋になっていることに驚いた。そういえば、少し涼しくなっているようだ。温度の感覚も暑さにやられてしまったようだ。


普段、日記をつけていないので、過ぎた日々を思い出すのは本当に難しい。スケジュール帳にも最低限のことしかメモしないので、あとから見返してもよくわからないことが多い。


「よくわからない」ということが「気持ち悪い」「もやもやしてイヤだ」という感覚もわからないわけではないけれど、そもそも「なんでもわかる」というのは幻想で、ありえないんじゃないかというのが、最近の私が思っていることで、
komoko.hatenablog.com
ここでも似たようなことを書いているのだけれど、わからないことに耐える力、耐性というのは、生きていくうえで(少しおおげさかもしれないけれど)大事なことなのかもしれないなぁと。簡単に書いてしまっていいかわからないけれど、未来というのはどうなるかわからないもので、わからないながらも、とにかく今やれることをやっておけば、まぁどうにかなるんじゃないかと。もちろん、あれこれと迷い、悩むのだけれど、誰かに相談したりする性質(たち)ではないので、最終的には自分で決めてしまう。自分で自分を納得させるやり方が、私には合っているのだと思う。相談した人に「こうアドバイスされたから」と、アドバイスに従ったとして、うまくいかなかったときに、アドバイスした人のせいにしてしまいそうで、それがイヤだったりする。「自分のことは自分で決めたい」とまぁそういうことなのだと思う。


今日は今読んでいる本の紹介をしようと思っていたのだけれど、書き始めたら、そういう気分が消えてしまった。日をあらためて本の紹介をすることにする。


明日から10月。もう少し日々を丁寧に、一行でも二行でもいいから、日記的なものを書き残すようにしたい。たった一ヶ月前のことが何も思い出せないのは悲しいというか、そうだね、悲しいというより、むなしい。その一言に尽きる気がする。「日記的なものでブログを再開するのもいいかもしれない」と思ったところで、はてさて、有言実行となるかどうかは、曖昧なスライムの元気次第でしょうか。



わたしの好きな料理マンガ

やっと新刊でました。

わたしが好きな料理マンガといえば、これ。


最近は本もKindleで買うことが多くなったのもあって、マンガもKindleで買おうと思いましたが、どうやら、Kindle化されるのはずっとずっと後のようで、とてもじゃないけれどそんな先まで待ちきれない私は紙の本を従来どおりに買うことに。


この「きのう何食べた?」に出てくるキャラクターは、わりとちまたによくいそうで、描かれている人それぞれがそれぞれのキャラで立ち回っていて、だから物語は面白いんだな、と。作者の人を見る観察眼というのは、ものすごく鋭くて、敏感で、キャラクターごとに価値観とか言動の傾向とかキチっと決められてて、ブレないところが好きだな、と。


ちなみに私が好きなキャラはケンジ。私自身筧さん的なところが散見されるので、ケンジみたいなキャラに息抜きさせてもらうというか、ホッとさせられるというか、とにかくケンジがお気に入り。で、苦手なのはジルベール。小悪魔的でキャラとしては面白いけれど、実際近くにいたら、ふりまわされそうで、ノーサンキューだ。ジルベールとは、そそそっと距離を取らせてもらう。


ネタばれになるので、あれこれ書けないけれど、少しずつ作中の時間は進み、物語も進んでいる。キャラの性格や言動も、もしかしたら少しずつ変わっていくのかもだけど、できれば不自然な変化だけはしないでほしい。


料理マンガなので、作中の料理を参考に実際に料理を作ることもある。マンガを読んでいるうちに作ってみたくなるから不思議だ。


まだまだ続いてほしいと思うマンガのひとつだ。



読んだ本「日本で1日に起きていることを調べてみた」ー1日に、全国のコンビニで廃棄される食品は、約100万食。日本のどこかで孤独死する人 約88人。

最近読んだ本。

日本で1日に起きていることを調べてみた: 数字が明かす現代日本

日本で1日に起きていることを調べてみた: 数字が明かす現代日本

この本によると、1日に、日本とその周辺で発生する地震は12.2回らしい。つまり日本のどこかで、ほぼ毎日、地震(震度1程度の地震を含む)は発生しているとのこと。日本は本当に地震が多くて、大きい地震もたびたび起きているし、いつどこで地震に遭遇するかわからなくて、だからこそ、「もしも」のときの対策や準備は日ごろからしておくべきなんだと思う。


また、この本によると、1日に、全国のコンビニで廃棄される食品は、約100万食もあるらしい。

2014年の環境省の調査では、コンビニ1店舗1日あたりの売れ残り食品の廃棄量は約9Kg、全国約5万2000店を合計すると約470t、これはFAO(国連食糧農業機関)が定める途上国への食糧支援の基準では、ほぼ100万人の食糧に相当する。

途上国への食糧支援の基準で約100万人分の食糧が毎日廃棄されている。この量は驚きだった。
ただ、廃棄された食品(事業系廃棄物)は78.1%はリサイクルされて、21.9%が焼却・埋め立てられるとのこと。リサイクルの内訳の70%は飼料化、18.5%は肥料化らしい。


家庭から廃棄される食品も相当な量で、食べ切れなくて捨ててしまうケースは本当に多いと思う。
食べきれる量を買う。冷蔵庫で腐らせたり、買ったもののその存在を忘れてしまって、思い出したときには賞味期限、消費期限が過ぎていて捨ててしまうようなことがないようにしたい。賞味期限のほうは、多少過ぎていても大丈夫らしいと、どこかで聞いて、まぁ一応確かめてから食べるようにしている。


そして驚いたのは、この本の中にあった

1日に、日本のどこかで孤独死する人 約88人

日本のどこかで1日に約88人の人が孤独死しているらしいことに驚く(年間では推計3万2000件)。まぁ、一人暮らしの高齢者の場合、なかなか遺体が発見されないというのは、仕方がないことなのかもしれない。死因は病死が多いらしいのだけれど、発生件数が多い地域は、東京と東京以外の関東(首都圏)で約60%で、生前の周囲の人たちとのコンタクトが希薄であったことが、発見の遅れにつながっていると推察されるとのこと。


ちなみに、この本によると、1日あたり亡くなる人は、3541人らしい。(生まれる赤ちゃんは1日あたり2680人)


1日あたりの数字を目の当たりにすると、妙にリアリティというか、現実的に感じられて、いろいろと考えてしまう。


1日に、全国で倒産する企業は 22.9社 だとか、
1日に、日本で出版される本(新刊)は205点だとか、
日本の女子高生が1日にスマホを使う時間は 6時間6分 だとか、
トヨタ自動車の1日の売上高が776億円、イオンが223億円、アマゾンが30億円だとか、
そういう数字も載っていて、なかなか面白い。

日本で1日に起きていることを調べてみた: 数字が明かす現代日本

日本で1日に起きていることを調べてみた: 数字が明かす現代日本