落ち着いていること、感情的にならないこと。

いつも落ち着いていること、感情的にならないこと、これは特に上司やリーダーといった立場の人は心がけておくことだと思った。


金銭が絡むトラブルがあって、その場にいた上司は怒りまくっていた。対価を払おうとしない人、常識がない人はやはりいるものだ。上司は対価を払うよう説得したけれど、その人はあれこれ理由をつけて払おうとしない。あげくには「それはそちらの都合でしょう?私は払いませんよ」と、お金を払わせようとする会社側に問題があるかのように言い出す始末。お互い感情的にヒートアップして収拾がつかない状態が続いた。


最終的にはその問題を引き起こした人の古くから知り合いが、落ち着いた態度で、「払いたくないのもわかるけれど、この場合お金は払わなくてはいけない」と説得。説得している間、怖いくらいに感情はなく、ある意味そこがポイント(駆け引き)なのかもしれないけれど、毅然としていてすごいな、と。落ち着いている人は強い。感情的にわめく人が幼く見えてしまう。上司やリーダーといったその場をまとめる、統括する立場の人は常にどんなときも落ち着いているべきで、落ちついていてこそ最良の解決方法を提示できるのではないかと。


言うべきことをきちんと言葉で伝える。落ちついて、冷静に、感情的にならずに。


感情的になれば、相手も感情的になる。ますます泥沼化するということ。


落ちついている人、冷静な人は強い。さまざまな采配をふるう人は、いつも落ちついているべきだと思う。自分に言い聞かせるためにも、ここに書いておく。


やりたい仕事があるなら、少しでも若いうちに…。

年をとると1から全く新しいことを覚え、それを仕事としてやるのは、本当にたいへんだ。体力的にも若い頃のようにはいかない。
やりたい仕事があるなら、少しでも若いうちにチャレンジしたほうがいい。私は30代でチャレンジしたのだけど、正直遅かったなあと。


どうして20代でチャレンジしなかったのか。今更そんなことを言っても仕方ないのだけれど、ずいぶん遠回りをしてしまったなあと、しみじみ思う。遠回りしたことを後悔はしていない。ブログに書くことはないと思うけれど、さまざまな経験を20代でしているので、それらの経験が30代での転職を決意させたとも言えるし、今になって思うと、20代でのさまざまな経験を30代でするのは、多分体力的に無理だと思う。


体力の問題は軽く見るべきではない。


あまり「べき」というのは好きではないのたけれど、ここでは「べき」を使いたい。普段から体を鍛えていないと体力は年々衰える。疲れやすくなり、また寝ても疲れがとれなくなる。体が俊敏に動かない。むしろ動くのが面倒になる。面倒になるから、体力はますます落ちていく。


まあ体力的には大変だけれど、精神的なものは年をとってからのほうが私の場合良い。例えば精神的な回復力。若いときのほうが落ちこみをひきずることが多かったけれど、今はひきずることがない。


精神的に安定したのは、転職したのも一因にあると思う。自分のベースになるもの、軸になるものがあると、安定するし、多少のことではブレなくなる。目標があるというのも良い作用を及ぼしていると思う。


目標があると安心できる。目標に向かって前を向いていられる。


もちろんいつもいつもうまくいくわけではないし、失敗もする。でもその失敗も経験値になる。失敗はそれを教訓にして、同じ失敗をしないようにすればいい。


やりたい仕事があるならできるだけ若いうちにチャレンジを。でも「失敗したらどうしよう?失敗したら嫌だ」そう思うのなら、やめておいた方がいい。
私はうまくいかなくても、3年はその仕事をやめないつもりだったし、3年ひたすら続けて、それでも無理だと思ったら、そのときまた考えよう、と。


やりたい仕事があるなら、少しでも若いうちに。でもコロコロと転職するのは勧めない。まあよく言われることだけれど、「石の上にも3年」というのはよくできた諺だと思う。