語彙力をつけるには

語彙力について考えてみた。


語彙力は、ないよりもあった方がいい。つまり言葉は知っておいた方がいい。語彙力があれば、適切に表現できるし、微妙なニュアンスを大事にして言葉を使い分けたい。言葉の微妙な違いを楽しめるのも日本語の面白いところで、院で言語学を勉強しようと思ったのも言葉が好きだからだ。言葉の持つ力。言葉が引き寄せるもの。言葉がこころに及ぼす影響。文字が意味として人の中に入っていく、その不思議な現象をとても面白く思う。優しいほんわかとした物語を読めば、優しい気持ちになれる。逆に殺伐とした悲壮感漂う物語を読めば、そんな気持ちに自然となってくる。物語に限らず、文章でもニュースでもそうだと思う。悲惨なニュースを聞けば、やはり暗い気持ちになる。


言葉の力、言葉というのはすごいものだと思うわけで、言葉は人を傷つけることもある。けれど、逆に言葉で救われることもある。生きていればなんだかんだとある。思いもよらないことがふりかかってきたり、なんでこんなことになってしまったんだろうと思うこともあったりする。そういったとき、そこでぐっと立ち止まることだと私は思っている。マイナスのスパイラルをまずは止めること。立ち止まること。立ち止って、原因をみつけ、解決の方法を見いだす。そして解決の方向へと動き出すとき、そこには言葉があるのではないかと思う。浮上するためのキーワードのようなものが。例えば落ちこんでいたとして、あるひとことで救われたり、気が楽になったり、また歩きだせたり、あるいは、もう少しもうちょっとだけ歩いてみようかと思えたり……。解決するためのヒント、考え方、やはりそれは言葉によってもたらされるものなのではないかと思う。言葉は知らないよりも知っておいたほうがいい。心のよりどころとなるような言葉、支えとなるような言葉があれば心強いのではないだろうか。


さて、話を戻して、語彙力をつけるには、言葉を知るにはどうしたらいいのだろうといつも考えるのですが、やはり多くの言葉に触れること、本を読んだりすることかなと思う。言葉に触れ、言葉を自分の中にインプットし、言葉を自分のものにすること(理解すること)かなと。それがなかなか難しいのですけれど。


語彙不足を補うため、また言葉のニュアンス的なものを大切にしたいと思い、普段使っているのが下記類語辞典

類語大辞典

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類語国語辞典

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デジタル類語辞典 第5版

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キャプチャしたもの↓


参考: 『語彙を増やすには、、』(―OKWave)