年賀状の宛名は手書き

年賀状を書く季節になりました。年賀状を書くと言っても、プリンタで印刷して終わってしまうことが多いですよね。表も裏も印刷して終わり、みたいな。


今回は宛名は手書きにしました。それほど枚数がなかったせいもありますが。


一枚一枚宛名を書いていく。すると落ち着いてくるのですね。ペンで書くので間違えられないということで、テレビや音楽等も聞かず、集中して書く。静かな部屋で。


書いているうちに楽しくなってきます。配達する人や受け取った人が見るものですから、できるだけ丁寧に書きたいと思うわけで、書いているうちにだんだんフローなヘブン状態になってきますw だんだん字もうまくなってきているような気がするw


心をこめて宛名を書く。年末になってきて忙しくてやることやりたいことは数々あるのですけれど、あえて手書きで書いてみる。せめて宛名だけでも。元気にしているかな?と相手の顔を思い浮かべながら。


年賀状は儀礼的なものかもしれないけれど、それでもこちらの現況を知らせるいい機会ではありますよね。元気にしてますよと。


と、ここまで書いたところで、1日2回50音を書くだけで字がうまくなる - タケルンバ式硬筆トレーニング(タケルンバ卿日記)を目にしました。なるほど、と思う記事です。この記事では50音を書くだけとなっていますが、漢字も基本は同じだと思います。

正しい字の形と書き方を理解し、正しい字のイメージを自らの手と筆記具を通して描く方法を身につければ、美しい字は書けるようになるわけです。いくらでも。

これは納得ですね。本当にそうだと思います。漢字も正しい字の形を知って、めんどくさがらずに一画一画丁寧に書くという感じでしょうか。やはりきれいな字を書けるとフォーマルな場で、いざというとき困らないというのはありますね。


筆でさらさら達筆というのは無理でも丁寧に書くようにしたいです。
今回、年賀状の宛名を一枚一枚丁寧に書いていくうちに不思議と心が落ち着いてきて、なんかいい感じになりました。ああ、写経というのもそういう感じなのかもしれないですね。