読むこと知ること発見すること。他者の視点を知るということ。

発見することが面白い

いろいろな本を読んできたけれど、なにが私にとって面白いのかと考えてみたら、読んで知ること、発見することが面白いんだ、と気づいたのですね。


「発見することが面白い」と書くと「なんだそんなの当たり前だ」って思われることかもしれない。けど、それって大事なことだと思うのですよね。発見する。知らなかったことを知る。へぇ、そうなんだーと思う。そこからはじまると思うのです。

知識欲とか情報欲、どういうものに興味関心があるのか

生きている間にあらゆることを知り尽くすことはできないと思うのですよね。知り尽くすことできないけれど、「それでも知りたい」という欲求はあると思うのです。知識欲というのかな。情報欲と言ってもいいかもしれない。知識や情報が自分のためになると無意識のうちにわかっているのだと思う。


ネットでも「自分にとって役立ちそうな情報」が含まれるページはブクマしたりしますよね。とりあえずブクマしておこうとか、よさげだからあとで読もうとか、まぁブクマするもしないもそれは本人の自由なのですけれど、ブクマしたことで、自分の興味があること関心があることというのが可視化されるわけで、はてブで他の人の公開されているブクマを見ると面白いですよね。どういうものに興味関心があるかがわかりますね。んー、そういう自分にとって興味関心があるというのは大事にした方がいい。やっぱり「興味関心があること」から発展していったり、世界が広がったりするものだと思うので。

他者の視点を知るということ。

今インプット期にあって、いろいろ本を読んでいるのですけれど、「目からウロコ」的なこと、多いです。「ああ、そうだったのかー」と今までなんとなくしかわかっていなかったことが文章で明確に説明されていると感動すらしてしまいます。まさしく、「ああ、そういうことだったのかー」と。
今まで思いこんでいたことが、別の視点からみてみれば、全然ちがってみえるということに気づいたとき、感動しましたね。
どうしても主観で物事を判断してしまいがちですよね。自分の感覚とか自分の好みとか好き嫌いとかで物事を見てしまう。けれど、それは「自分の視点」「私的な一視点」でしかないのですよね。他者的視点で見るということ―実際なかなかできないものですが―「他者の視点を知る」ということは大事だと思うのですよね。自分だけが唯一の存在ではない。いえ、自分という人間は唯一無二の存在だけれど、自分以外にも人間はいて、それぞれが独自の視点、考え方を持って存在しているのですよね。つまりは、自分の視点、考え方だけが絶対ではない。


んー、自分の視点、考え方が絶対ではないとはいえ、自分の視点、考え方は持っていていい。持ったうえで、本やブログで他者の視点を知り、他者の文章に触れることで、さらに得るものはあると思うのですよね。他者の文章を読んで響いてくるものってあると思うのです。その響いてくるものを大事にしたい。心に響くということは、やはり興味関心があるから響いてくると思うのです。

他者の視点、考え方を不快に思うとき

そして時として、他者の視点、考え方が不快だったりすることもあります。読んでみて眉間にシワを寄せてしまう。んー、でもそれは実は自分にとって痛い部分だったりするのですよね。自分的に触れたくない目を背けている部分。そのあたりを他者が言及していたりすると、まるで自分の視点、考え方を否定されているように感じて不快になってしまう。自分の視点、考え方に自信があるのなら不快に思ったりということはないでしょう。自分の視点、考え方に自信がなくて、「私はこう思う」というものを明確にできないでいる状態は不安定で、自分の中で気にはなっているけれど、でもきちんと答えを出せない曖昧さが不快という反応を生む。ある意味、不快に感じる文章は、そういった見て見ぬフリをしている自分の内面に気づかされる文章だったりもするのですよね。


まぁ、わたし的にはそういうこともあるんじゃないかなって思ってます。自分ではっきりできないジレンマ、苛立ち。まぁ、なにもかもをはっきりとさせる必要はないんじゃないかな、とも思うのですよね。はっきりさせたくてもはっきりさせられないことってあったりするんじゃないかな。人間だから曖昧な部分はある。気になっているのだけれど答えを出せないまま片隅に置きっぱなしにしていることがあったりする。んー、でも、それはそれで、もしかしたら時間が解決するかもしれないし、機が熟したら動き出せるかもしれない、今はまだそっと片隅に置いておいていいものなのかもしれない、とそういう風に思うようにしてます。


結局のところ、他者の視点、考え方を不快に思うのは自分にとって何かひっかかるものがあるからで、他者の視点、考え方それ自体は存在していい。不快に思う理由がはっきりしていて、反論したいのであれば反論すればいいし、まぁ、そういう考え方もあるよね、くらいでスルーしてもいい。んー、そのあたりは本人の自由かな。他者の視点に立ってみれば、また見え方感じ方は変わってきたりもしますし。

最後にまとめみたいなもの?

読み、知り、発見することは面白いです。楽しい。今この文章を書きながらも、さらに書きたいことが浮かんできて、どう書いたらわかりやすく伝えられるかな、って考えて楽しくてしょうがないです。
今日はこういう風に考えて書いていても、明日には考え方は変わるかもしれない。んー、まぁそれはそれでいいと思うのですよね。ただ、もし、変わるとすれば、自分にとってよい方向に成長する方向に変わっていきたい。よいと思うものは取り入れる。実践する。実際やってみる。まぁ、実践するというのはなかなか難しいことなのですけれど、試行錯誤しながらちょっとずつでも前に進みたいと思うわけで、あー、すっかり長くなってしまいました(=´▽`=)