ブログのネタはあふれてる。目を皿のようにして見ようよ。

ふと思ったのです。
ブログのネタ、材料、アイディアってあふれている、どこにでも転がっているものなんだなって。
ブログに書くことがないという人は、気づかずに見過ごしているだけだったりするんじゃないかな。
あるいは、ブログに書くことを限定しすぎているんじゃないのかな、と。
また考えすぎても書けなくなりますしね。素直に書きたいと思ったときに書くのが時間的効率はいいように思います。

ある病院の待合室での出来事。

私は先日から某総合病院に連続で通院しているのですけれど、待っている間、その待合室の風景を見ていて面白いです。ええ、目を皿のようにして見ています。


病院では医師や看護師だけでなくいろんな人が働いていて、掃除をする人もいれば、売店で働く人もいて、受付にいる人もいる、事務の人もいる、薬剤師さんももちろんいらっしゃいますし、フロア係というのも最近の病院にはいらっしゃるのですね。つまりは案内してくれる人もいて……。新人さんなのか受付の若い男の人は真新しいスーツで、「研修中」の札を胸につけている。緊張した表情で病院に来た人を案内していました。


今日はくらくらして立ち上がれないというおばあさんがいて、看護師さんいわく低血糖なんじゃないかと、空腹すぎて動けなくなってしまったのではないかと。ええ、おそらく検査のために何も食べていない状態で病院に来たのかな、と私は思いました。おばあさんの検査はもう終わっている様子。


「飴か何かあるといいのですけどね」と看護師さん。
でも看護師さんもおばあさんも飴を持っていなくて……。
すると待合室のすぐ後ろの席のおじいさんが飴を。
たまたまその待合室ですぐ後ろの席に座っただけなんですよね。もちろん見知らぬ同士。
「すいません、ありがとうございます」と看護師さん。
「飴を食べたらふらふらもなおるよ、もらいましょう」とおばあさんに飴を手渡して……。
ちょっと遠慮しながらもおばあさんは飴をもらって、ゆっくり口へ……。


その光景を見ていて微笑ましくて、なんていうのかな、こういうのはブログに書いてもいいんじゃないかな、ブログのネタとしてOKだなって思ったのですよね。タイトルは『飴一個の優しさ』にしようかなとか……。ええ、まぁ今こうしてブログに書いているわけですけれど。


病院の待合室はかなり混んでいて、待ち時間も長くてイライラしてしまいがちなのですけれど、そういう飴一個のやりとりで周りがほんわかとなることってあるんだなって思いました。
まぁ小さな子どもだったら、見知らぬ人から飴とかもらっちゃいけません、となるのかもしれませんけれど、それはそれで警戒しすぎるというか人を信じなさすぎるというか寂しい気もしますね。


まぁ今日はこんな感じでブログのネタを病院でひとつ出会えたわけです。


目を皿のようにして見る

インプットというのは、本を読んだり、ネットで見たり、学校で勉強したり、とそれだけじゃないと思うのです。目を皿のようにしていろんなものを見る。見ることもインプットだと思います。そしてブログに書けるかどうかは見て「どれだけ感じるか考えるか」そして「どれだけそれを文章にしたいと思うか」がなんだと思います。


私の場合、文章を書く人として文章にするまでのインターバルをあけたくないというのがあって、というのも間をあけちゃうとなかなか書けなくなったりするのですよね。毎日コンスタントに書くのが好きで、ブログも書きたいと思うことがあったら、即書きあげてしまいたいと思います。書き上げる力っていうのかな、それはやはり訓練や場数だと、そう思うようになりました。
あんなことがあった、こんなことがあったというのをすぐ書ける人、書けない人、その差はありますよね。別にそんな日常茶飯事書く必要もないんじゃないかという人もいる。それはそれでいいのですよね。それぞれのスタンスで。


私としては個人のブログだからものすごいことを書かなきゃいけないということはない、と思ってます。誰もが納得して良い記事だーと言えるような万人向けの記事というのはないと思います。自分が書きたいものを書く。書きたいと思ったときに書く、それでいいと思います。


好奇心っていうのかな、注意深くいろいろ見ていると面白いです。世の中面白いこと、知らないことがあふれてる。街の変化を見るのも楽しいし、へぇへぇへぇーと思うことたくさんあります。「へぇ」と思ったことをいろいろ調べて、ブログに記事するというのも有りだと思うのです。あるいは、ありのままを書くというのでもいいですし、書いて公開することでいい意味での波紋が広がるかもしれない。その最初の一石を投じるという意味でもまずは書いて公開することだと思うのですよね。
ええ、一記事で完結してしまわなくていいと思っていますし、結論が出ていないと記事としてダメだということもないと思います。ひとつのテーマについて、少しずつ書いていくというのも有りだと思います。


「ブログのネタ」という表現はどうかな、とも思ったのですよね。そうですね、ブログのアイディアの方がいいかもしれません。
ええ、目を皿のようにして周りを見れば案外転がっているものです。
「ん?」と思ったことを書き起こしてみる。考察してみる。そういうことでもいいと思うのです。
すぐに文章に書くことはできなくても、メモしておいて、あとから書くというのでもいいと思います。まぁ食べ物もそうですが、メモしたものも新鮮なうちが美味い記事になるように思います。