Twitter。リムーブについて考えたこと。

注意:この記事は2009年に書いたものです

Twitterと寂しさについて』この記事を書いて、ああ同じように寂しいと感じている人がいるのだなぁと、闇夜に雲間から月をふと見つけてほっとするようなそんな気がしました。


そして今回はここでも書いたのですが、さらにリムーブについて考えてみました。
リムーブされる寂しさというのはあると思います。


リムーブされたとしても気にしないと今まで自分のブログに書いていた私ですが、今回、お互い長くフォローしあっていて何度も@リプライしていた人からリムーブされたことがやはりショックで、リムーブについて考えるきっかけになりました。

リムーブするのはその人の自由、だから気にしても仕方ない。

そういう考え方もできますし、そういう考え方をしてきた私ですが、実際そんなにドライにもなれないものだと思いました。


ネットでつながる、Twitterでゆるくつながるということについてあらためて考えることになりました。


リムーブのボタンひとつでリムーブされてしまう。
ブロックされて、もうつぶやきは見れないし、私の@リプライも届かない。
なんとも寂しいですね。
ボタンひとつで、そんなにもあっけなくつながりが消えてしまうものなのか、と。


ブログも、ボタンひとつで消すことができる。
あっけないですね。ボタンひとつで消してもう読むことはできない。*1
なんていうのかな、人と人のつながりもそんな風にあっけなく消えてしまうものなのかと。


自然と疎遠になったりというのはあると思います。が、リムーブというのは、そこに離れようとする意志があっての行為です。


何気なくリムーブするユーザさんもいると思います。私だけでなく、他のTwitterユーザさんもリムーブされたりブロックされた経験をされたことはあると思います。


リムーブという行為自体を否定するわけでも非難するわけでもありません。タイムラインは自分で作るものという考え方もあるようですし、やはりフォローするのもリムーブするのもその人の自由。


ただ、ただ、リムーブされる場合、リムーブされた側は全くノーダメージではないと思います。少なからず、えっ?なに?あの人からリムーブされてる?なんで?と思うものではないでしょうか?


おそらくお互いどんなユーザか知っていて、何度もリプライもしあったりしていた場合、突然リムーブされるのはなんとも言えない気持ちになると思います。


たいした知り合いでもなく、別に@リプライしあう仲でもなかったら、リムーブされたとしてもそれほどダメージはないと思います。彼氏彼女の関係等リアルの人間関係にも言えると思うのですが、深く知り合えば知り合うほど、別れはつらい、そんなものだと思います。


ネットで出会えて知り合いになって、私としてはもっとずっとずっとゆるくつながっていたかったな、とそう思います。


リムーブについて重く考えすぎていると考えられる方もいらっしゃるかもしれません。そうですね、そうかもしれません。今回まさかリムーブされるとは思ってもみなかった方からリムーブされたので、ショックだったというのが正直なところなのです。なんらかの理由があってリムーブされたのか、それともたいした理由はないのか、そのあたりもわからない、ご本人に聞く勇気もなくて……。


所詮、ネットでのつながりなんてそんなもんだよ、と言われればそれまでです。
ネットは曖昧で不安定なツール
ボタンひとつでつながりを切ることもできる。
なんとも寂しいですね。


でも、逆に考えることもできると思います。
ボタンひとつでつながることができる。
フォローするボタンを押すことで、ゆるくつながることができる。
そのゆるいつながりが、ウケているのだと思います。
ゆるくつながって、でもゆるくつながっているだけじゃなく、生み出しているものもあると思うのですよね。
リアルでの人と人との出会い。
Twitterでフォローしあって、そのうち気が合って、リアルでも会って、結婚されたという話も聞いたことありますし、なんていうのかな、それってよいなと思うのです。出会いがTwitterで、縁があって結婚したというのも。


そんなのはごくごく一部だよ、と言われる方もいると思います。ええ、みんながみんなうまくいくわけではないです。みんなが手と手をつないで仲良くとはいかないのが現実です。リムーブされることもある。つながりを切られることもある。そして、どうしてリムーブしたのか聞くこともできない。もしかしたら、再びフォローされるんじゃないかなと思ったりしているのも事実です。が、再フォローを期待しても期待するだけ無駄なのかなとも思いはじめています。リムーブされたという現実は現実として認めて、前に進んでいかないといけないのかな、と。

*1:魚拓といったサービスであとから見ることも可能ですが