自分なりの解決方法

先日ある勉強会に参加して思ったのは、

自分なりの解決方法を身につけておくというのは大事なことなんじゃないかな

と思ったのですね。


例えば悩み。悩みを解決する方法を知っているか知っていないかでは、やはり精神的な負担というのはちがってくると思うのです。
悩みって大なり小なりあるものだと思います。
最近もまわりとのコミュニケーションがうまくいかない、対人関係に悩んでいるということで何度かメールをいただいたのですけれど、私としてはアドバイスするくらいしかできなくて、そのアドバイスというのもこんな風にしてみたらもしかしたらいいかもしれない、くらいなんですよね。


かなり前のことでも気にして、思い出してはくよくよして悩んでしまうという人いらっしゃると思います。過去は振り返っても、思い煩ってもどうしようもないんだよ、と言われてもなかなか「思い出しくよくよ現象」を止められない。あのとき、ああすればよかったこうすればよかった、後悔することが多い。


とことん考えて悩んで悩みぬいてすっきりすればよいのですけれど、そうですね、すっきりしないこともあります。
もうどうしようもなくなったら、カウンセラーや専門家に頼るというのも有りだと思います。
自力でどうしようもないときってありますね。



さて、まわりとのコミュニケーションがうまくいかなくてというメールの主。私から見てみると、どうもその人は悩みのドツボにはまってしまっているなぁ、うまくいかない相手に固執してしまって、どうにかしようとそればかり考えて、他が見えていない。その人しか見えていないし、うまくいかないものを無理やりにどうにかしようとまた無理して、疲れて、精神的にくたくたになってしまっているなぁとそう思ったわけで、もうちょっと広い世界を見るっていうのかな、うまくいかない人はうまくいかない人で置いておいて、ええ、他にもすることとかしなきゃいけないことをした方がいいんじゃないかなと思うのですね。うまくいかない人に振り回されすぎていて、自分の時間を大事にしていないんじゃないかな、と。自分の時間を持って、そのうまくいっていない人のことはしばらく様子を見るという風にしてもいいんじゃないかな、と。


対人関係の場合、時間が解決するということもありますし、いろんな世界を見てみたら、またちがってくるかもしれない。あるいは、悩みを発言小町等に投稿してみてもいいわけですし、いいアドバイスをもらえるかもしれません。そういった自分なりの解決方法を知っておく、身につけておくというのは大事かな、と。


そうですね、私の場合、いつまでも小さなことにこだわっていたくないというのもありますし、自分が悪いと思ったら素直に謝ります。正直に自分の気持ちを伝える。まずは伝える。変に意地を張ってもしょうがないということも学びましたし、他者とのコミュニケーションについても、うまくいくときもあれば、うまくいかないときもあるのが普通だと思っています。思い通りにいくわけじゃないです。いつも思い通りにいくわけじゃない、いかないこともあるというのがわかっていると楽ですよね。思い通りに行かないからといって地団駄を踏んだところで状況は変わらない。


やるべきことは他にもいろいろあって、悩んでいる時間がもったいないとそう思うようになりました。生きられる時間は有限。あれもしたかったこれもしたかったと思ってもあとから悔やんでも遅いわけで、そうですね、例えば対人関係で悩みがあったとして、それを解決したかったら、素直に気持ちを伝えて、自分に正直に行動して、というのを心がけてます。それでうまくいかなかったらもう仕方がないって諦めます。自分を偽って、まわりの目を気にして、言いたいことも言えず、したいこともできず、不満が積もって、積もり積もって爆発というのは、んー、避けたいですね。あんまりまわりの目を気にしすぎると、悩みって余計解決しなくなるような、そんな気もします。


というわけで、自分なりの解決方法を身につけておくというのは大事なんじゃないかな。