まずは動いてみること。

年末はかなりの本を読んだ。時間があったら読もうと思って積んでおいた本を読むことができた。小説は相変わらず短編小説にはまっている。短い話でありながらぐいぐいと引きこまれ、ついっと現実に戻される感覚がたまらない。短編でありながらも、そこにはそこの世界がある。その世界を上から覗いて、なにかしら感じたりすることができるのだから、言葉というのはすごい。



他に読んだのは時間管理術系の本。
時間は大切。それは言えると思う。


自分に与えられた時間があと何時間なのかは、誰にもわからない。なんとなくXX年間生きてきて、残りあとどれくらいなのか、それはわからない。日本人の平均寿命という数値があるけれど、それはあくまでも平均であって、すべての人に適用されるわけではない。自分自身が、あるいは特定の人が平均寿命まで生きられるとは誰も断定できない。(すでに平均寿命を超えた人は別だけれど)


さて、話を戻して、

「人生という時間」は有限である

といつも思う。
私は、「自由」という言葉が好きで、自由があるということをとてもしあわせに思う。自分の時間は自由に好きなことができるし、また好きなことをしないともったいないと思う。いつかやろうと思っているうちに時間はどんどん過ぎてしまうもの。物事にはタイミングというものもあるけれど、もしタイミングが合ったと思ったら飛びついてみるのもいいんじゃないかと思う。「チャンスの神様は前髪しかない」というのも聞きますし。
遠慮ばかりしている人生、尻ごみばかりしている人生というのは結局のところ何もできないまま終わってしまうんじゃないかなとそう思う。自由に、もっとやりたいことをやってみればいいのにとそう思うのです。


自分の時間だから好きなことをする。ただそれだけ。
人に迷惑をかけることでなければ好きなことはやっていいと思う。その好きなことがわからない、好きなことがないという人もいるかもしれないけれど。
私の場合、やりたいこと好きなことが多すぎて困るくらいだったりする。
好きなことをマイペースでやっていきたい。
マイペースでポジティブでいたいというのもよく言っていることだったりする。


私の場合、いろんなことを思い、考え、書いたり喋ったりするけれど、忘れるのも早い。忘れるのは本当に早い方だと思う。「それって前にも話しましたよ。なんかまた同じこと言っていませんか?」的なことは実は多い。
単に忘れっぽいだけだったりする。
忘れっぽいから似たようなことを何度も聞いたり、言ったりする。
メモしたりもするけれど、すべてをメモすることはできないし、まぁ大事だと思うことだけメモしていけばいいと思う。


忘れっぽいということで、過去のできごとを振り返るということもほとんどない。過去は過去。もう終わってしまったこと。どうしようもない。過去を思い出して「うわわわー」となる人もいるらしいけれど、思い出して自分自身が不快になって、それで何かいいことがあるのか、何か変わるのかと言えば、変わらないと思う。私自身もいろいろ失敗してきたけれど、それら失敗はどうしようもなくて、反省したり、謝るべき人にはきちんと謝って、とりあえず、失敗を繰り返さないということに気をつけつつ前を向くしかないんじゃないかなと思う。


まぁ、前を向くだけではダメで、やはり歩き出さないと、なんですよね、結局のところ。
その場でじっとしているだけでは何も変わらないわけで、動いてはじめて変わっていくわけで。
こうなったらいいなという目標、夢みたいなものを持つことはよいことだと思う。目標があれば前向きになれるし、目標実現に向けて動いている間は充実した時間になると思う。過程は大事で、過程こそ楽しみたいと思う。


時間はあるのですよね。
忙しい。時間なんてないという人は多いようですけれど、時間はあると思えばあるし、ないと思えばない。そんなものだと思う。自分の時間というのは作ろうと思えば作ることができる。ご飯を食べている時間も自分の時間だし、仕事をしている時間も自分の時間です。仕事をしている時間に自分が好きなことをすることなんかできない、「好きなことをすること=仕事をする」ではないという人の方が圧倒的に多いと思いますが、それならなおさら、仕事時間以外の時間は自分のために有効に使うべきだと思う。
いや、そんなこと言ったって、家に帰ったら家族もいるし、自分の時間なんか持てないし、という人もいるかもしれないけれど、そういう人こそ自分の時間をどうにかして捻出、ゲットしたほうがいいと思う。朝早起きするとか、いつも見るテレビを見ないようにするとか、ネットをだらだらしないとか。テレビを見るだけネットをだらだらするだけでは何も変わらないと思う。受動しているにすぎない。あるいは受信しているだけ。動いて、発信して、そこからはじまると思う。
テレビもネットも否定はしない。むしろ好きなのですけれど、ただ見るだけでは時間を消費するだけで何も生み出さない。そのことに気づいてから、あえて離れるようにしたというのはある。いつでもテレビは見れるしネットもできる。テレビやネットから離れ、前々からやりたかったことをしてみる。動くことで変わる。動かずに変わることはない。

まずは動いてみる。

変わりたいと思うなら、動いてみることだと思う。