ストックされる情報。スルーされる情報。スルーされないためにはどうしたらいいか。

ココでサイト内においてのどのように情報を見せるか、見せる能力の必要性について書きました。今読み返してみると、「見せる能力」というよりは「見せるテクニック」が必要と表現した方がよかったかもしれません。
今度はネット全体での情報についてストック、スルーという視点から書いてみたいと思います。


ネット上の情報量というのはものすごいです。面白そうなものはいくらでもありますが、それをすべて見るのは不可能だと思います。ある程度のところで見切りをつけるというかスルーできるものはスルーするというスタンスでやっていかないと時間はいくらあっても足りないです。案外ですね、自分に必要なもの気になるものというのは目についてクリックしているものだと思います。興味関心がないものはそもそも目につかないですし、興味関心があるからこそ目につくものだと思います。


情報発信の敷居が低くなり、誰でもブログを書いたりサイトを運営したりで、ネット上に流れてくる情報量というのは確実に増えつつあると思います。ココでも書きましたが、見る側の目というのは日々肥えていくものだと思います。


冒頭でも書きましたが、情報を見せる能力というのは、つまり情報を見せるテクニックが必要ということなのかもしれません。うまくアピールしないとスルーされてしまう。自己紹介等でもそうですが、うまくアピールしなければ印象にも残らないし、名前を覚えてもらうこともないのですよね。


スルーされないためには情報をうまくアピールして印象づけることが大事だと思います。アピール方法はさまざまなアピール方法があると思いますし、複数の方法でアピールすることは可能で、実際複数の方法でアピールした方が情報はより広く流通すると思います。


そして、見る側のwants(欲しているもの)をいかに持ってこれるかだろうな、と思います。
自分のブログでもお役立ち系のものは他に比べかなりアクセスされます。
例えば、

こういった役に立ちそうなもの系は欲しがっている人がいてneedsがあると言えるかもしれません。ただ、needsがあるとはいえ、こういった記事を見るのはプレゼンをする機会がある人やこれから試験を受ける人が見るくらいだと思います。そういった人が情報としてストックするのだと思います。(例えばブクマしたり)


ストックされるレベルに達する情報というのは案外少ないんじゃないかと思います。
また、ストックとして、ブクマしてとっておくということもできますが、あれこれブクマしただけであとからまた見るということは案外少なかったりするのではないでしょうか。ストックした情報がどれくらい活用されているのか気になるところではあります。ストックしたもののタンスの肥やし化している情報、古くなってしまい情報として価値がなくなってしまった情報というのも案外多いかもしれません。


ネット上のたいていの情報はスルーされる。その人にとって興味関心がないものはスルーされる。そのように思います。スルーされないためには興味関心を持ってもらうにはやはり印象づけるものが必要です。ただ、印象づけるといってもインパクトがあればいいというものでもなくて、インパクトを求め奇抜に走ったところで忌避されるという場合もあります。


なんでも手当たり次第にアピールすればいいというわけでもなくて、あまりにもしつこいアピールはうざいと取られますし、マイナスのイメージで広がっていくのは好ましいことじゃないです。一方的に押しつけられる情報はスパムと変わらないです。見る側のwantsのリサーチも必要になります。が、wantsばかり気にしていると今度は「見る側に迎合している」ことにもなりかねないわけで、なかなか難しいですね。「見られてなんぼ」の世界であれば迎合せざろうえないのかもしれません。(個人のブログでしたら、好きなことを書けばいいので気楽です。少なくとも私は好きなことしか自分が興味があることしか書いていません。記事タイトルを見て興味がある人は読むだろうし、興味がなかったらスルーするという自由さが好きだったりします)


またスルーされた情報の中にダイヤの原石のような情報が含まれていたりということもあるかもしれません。それを言い出すとキリがないのですが、やはり自分の目で見て情報をストックorスルーの判断するしかないのかなと思います。自分の目で情報を見ることで、見る目が養われていくというのはあると思います。うさんくさい情報というのもあちこち転がっているわけで、ある程度見る目ができてくると、「ああこれはうさんくさそうだ」「なんかヤバそうだ」というのがわかってくるものだったりします。「情報を見る目」というのはやはり大事だと思います。情報でも何でも鵜呑みにしない方がいいというのは言えると思います。


情報がストックされるかスルーされるか、それは見る側に委ねられるものなので、情報提供側はどうしようもないというところがありますが、それでもwantsやneedsをリサーチしたりして、少しでも多くの人の目にとめてもらえるような情報提供をするというのは可能だと思います。


まとまりのない文章になってしまいましたが、このへんで。