語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾどんなビジネスもこの考え方ならうまくいく (講談社+α新書)
語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾどんなビジネスもこの考え方ならうまくいく (講談社+α新書)
- 作者: 水野麻子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 新書
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第1章 語学力と論理的思考力
第2章 知識とは選択肢のこと
第3章 生き残りのカギや発想の転換にあり
第4章 「重ね刷り」方式の翻訳
第5章 まだまだできる、役割分担
『世間でいうところの「語学力なし」「専門知識なし」「実務経験なし」の状態から翻訳者に』なった筆者。さまざまな工夫をされています。
翻訳に限らず、普段の仕事、ビジネスでも応用することができると思われるだろうことが書いてありました。
ええ、応用です。応用力は大事です。
私はたくさんの本を読みますが、本を読むのはそこには実生活や自分の仕事に使えるヒントが見つけられるからだったりします。
本という媒体には、読者が抱えている問題の「答え」を示す力はありません。書いてある内容とは無関係に、そもそもそういうものではないのです。でも、問題解決のヒントを示すことならできます。それまで読者の中にはなかった新しい考え方、着眼点、価値観、情報、物事に対する取り組み方……。いずれも、読者が自分の殻を破って大きく成長するための栄養素のようなものと言えるでしょう。
まさしくそうだと思います。
自分の殻を破るのは自分自身だと思っています。
外側から割られるのではなく、自ら内側から殻を破る。それが本来の姿だと思います。
殻の内側は狭く限られています。殻の外は広大です。未知のもので溢れています。
ワードのマクロを例にあげると、プログラムのソースコードがあれば、それを真似するだけで誰でも同じマクロを使えます。
本当にそうですね。
エクセルにもワードにもマクロという非常に便利な機能があるのに、どうして使わないのか不思議で仕方なかったです。
慣れてくれば、余裕がでてきます。効率よくすることで時間もでき、空いた時間には別のことができる。いいことですよね。
精神的な余裕というのは必要です。時間的な余裕も。逼迫した状態でよい仕事はできるとは思えませんし、ギリギリの状態のせいでミスが出たり、トラブルが起きたりというのは経験があるのではないでしょうか。
翻訳は、犯罪捜査と同じ
あきらめずに、できそうなことは何でも試してみればよい
この文章もよいなと思います。
『あきらめずに、できそうなことは何でも試してみればよい』
やってみなければわかりません。
それは何事もそうだと思います。
ひとつの価値観にとらわれない。とらわれすぎないということを最近特に思っています。
私たちが生きている世界って何でも有りだと思うのですよね。
こういうのが正解で、こういうのは不正解。
こういうのがしあわせで、こういうのはふしあわせ。
とは一概に言えないんじゃないかと。
何が正解で何がしあわせか明確にわからなくなってきている時代だからこそ自分で考え行動してみないといけないのかもしれません。
『あきらめずに、できそうなことは何でも試してみればよい』