『雑菌主義宣言!』

さてさて『雑菌主義宣言!』という本を読んでみました。

雑菌主義宣言!

雑菌主義宣言!

実のところこの地球上に雑菌っていっぱいなのですよね。
除菌しても除菌してもしきれないというか。


こういう時代ですからね。はふぅ。
多少汚れてても死にはしないということで、
雑草魂!!!おりゃぁああああ!!じゃないですけど、
たくましく生きたほうがいいのかな、と。

第1章 ヤワな心に免疫を―「雑菌主義」宣言!
第2章 心の免疫力を高めるプロセス
第3章 クリーン社会の落とし穴
第4章 なぜあなたは打たれ弱いのか
第5章 負けて勝つ発想、タフに生き抜く適応力
第6章 雑菌主義者10の宣誓

まぁ強くたくましく雑菌主義でということなのですが、
そうですね、この中でちょっと気になったところといえば、第5章の中の

菊池寛にあって芥川龍之介になかったもの

のところかな。

菊池寛(1888−1948)は、文学者らしからぬ部分をもっていた人だった。たとえば、結婚するにも、金がなかったので、持参金つきの人を募集するのである。
文学者というと、熱烈な恋愛をしてとか、人の奥さんだったのを見初めてとか、自分はすでに妻子がいたけれどとか、親や親戚縁者の猛反対を押し切ってとか、とかくドラマティックな恋愛模様を想像しがちだが、彼は恋愛にエネルギーを費やすことに価値を感じなかったらしい。

なるほど。そういう生き方スタンスも有りだよなぁと。


恋愛にエネルギーを費やすことに価値を感じない。


まぁ、人それぞれなわけで、恋愛にものすごくエネルギーを使う人もいれば、そうでもない人、クールな人もいるわけで、私のまわりもそうですね、恋愛よりも今は仕事が忙しくてそっちにエネルギーを使いたいという感じの人いますね。それはそれでいいんじゃないかなと思います。私も仕事にエネルギーを使いたいタイプですし、それは昔からですね。今は勉強にエネルギーを使いたい。また試験も受けたいと思ってますし、受けるからには受かりたい。そうですね、案外仕事にエネルギー注いでいる姿のほうが好まれるというか惚れられちゃったりというのもあるかもしれません。


この本の中にもあるのですけれど、社会的成熟度の高さってやはり大事になってくると思うのですね。
社会的成熟度ってどう計ればいいかよくわからない曖昧なものではあるのですけれど、社会的に成熟してきて、ようやく一人前として認められるというか、まぁ仕事もそっちのけで恋愛にのめりこんでエネルギー使い果たしちゃってというのでは、社会的成熟度が高いとはいえないわけで、社会的というのをはずしたところでも、成熟度、人としての成熟度というのは、見る人は結構見るものだと思うのです。


自分で思っているよりも自分って未熟なものだし、まだまだですよって言う方が謙虚さがあってかわいいと思います。謙虚さがないと、それはすぐに傲慢につながりかねなくて、傲慢さはその人にとってプラスにはならないのですよね。むしろマイナス。例えば、自慢話ばかりする人もその場はすごい、とか言われていい気持ちになるかもしれないけれど、最終的にはマイナスになる。なんだあいつ結局自慢したいだけなんじゃん、って。


なんか話がズレてきましたが、『雑菌主義宣言!
面白い視点で書かれています。興味がありましたらぜひどうぞ。
装画やイラストが『もやしもん』の菌たちで、これがなごみます。かもすぞーってな感じで。
↓かわいいので貼ってしまいました。

もやしもん ぬいぐるみ(合体オリゼー)

もやしもん ぬいぐるみ(合体オリゼー)

ソフトステージ ~菌劇場~ もやしもん P・クリソゲヌム

ソフトステージ ~菌劇場~ もやしもん P・クリソゲヌム

ソフトステージ ~菌劇場~ もやしもん A・オリゼー

ソフトステージ ~菌劇場~ もやしもん A・オリゼー

もやしもん マウスパッド

もやしもん マウスパッド