自由と居場所。

鳥になりたい

そう思ったことはないだろうか。
鳥とて楽に飛んでいるわけではない。
羽を動かし続けなければいけない。
そう、人が動き続けるように毎日歩くようにその羽を動かし続けなければいけない。
ネタバレになるので、詳しいことは書かないが、羽海野チカの『3月のライオン』を読むたびに思う。
鳥になりたい、と。
自由に行きたいところに行けたらいいとそう思う人は多いだろう。


自由に行きたいところに行きたいと思う一方、人は居場所も必要だったりする。
自分がいる場所。
居場所。


ここはもしかしたら自分がいる場所じゃないのかも
そう思ったことがある人もいるのではないだろうか。
学校や職場、今住んでいる場所。
他に自分にもっと合う、自分が楽に呼吸できる場所があるんじゃないかと。


ここじゃ自分のやりたいことはできない。
そう思って住んでいるところを離れる人はいる。


離れてまた新たに居場所を見つける。
自分の居場所を。


その作業はめんどくさいものだけれど、一方でリセットし、はじめからやり直せるというメリットみたいなものもある。


いろんなしがらみから解放されたい。
一からやりなおしたい。
そう思って引っ越しをする人もいる。

自由にあちこちに行きたいと思う一方で、居場所も求めるもの。

あるいは、居場所があってこそ、あちこち飛びまわれるというのもあるかもしれない。


あるいは、あちこち飛び回って、そして飛び回った先で自分の居場所を見つけられたら・・・・・・それはしあわせなことかもしれない。


3月のライオン』4巻が出ました。さっそく読みました。熱いです!

3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)