会社が手放さないのはこんな人?

個人的に私が思っているのですが、

この人は会社が手放さないんじゃないかなという人

のことをちょっと書いてみます。仮に名前をAさんとします。


トラブルというのはどんな職場でもあるものですが、
そのトラブルに直面したとき

そのトラブル解決に自分から動くか、動かないか

そのあたりでその人の評価というのかな、変わってくると思うのです。


自分が動いたところでトラブルが解決するとは限らないというときもあります。
自分の業務に関係ないのだから、そこに首をつっこむのはおせっかい、あるいは越権行為だと考える人もいるでしょう。確かに権限等の問題もあります。


もし自分がトラブル解決に動いたところで、解決しなかったらどうするか、余計にトラブルを広げることになったらどうしよう、とか二の足を踏む人もいると思います。


誰もそのトラブルに関わろうとせず、見てみぬフリをする。自分は自分の仕事で手いっぱいだから、誰かやってよ、とそういう場合もあると思います。


会社ですから、責任者がいます。責任者がトラブル解決に動くのが普通ですが、
もしその責任者が出張等で不在だったら?
トラブルは誰が動いて対処しない限り解決しないものだとしたら?


さきほどのAさんはトラブル解決のために自分から動いたそうです。
トラブル解決のために現場へ。
トラブルは無事解決しました。
そのトラブルを解決したことによって、さまざまなことを学んだそうです。
普段は経験しないようなことを経験しとても勉強になった、と。


確かに時間は多少とられてしまったけれど、それでもトラブルを解決するためには誰かが動かないといけなくて、それならまぁ多少時間はとられてしまうのはわかったうえで自分が動こうとそういうことなのだと思います。
今回のことで、

トラブル解決の経験値が増えた

とAさんは考えているようです。前向きですね。
こういうトラブルはまた起きるかもしれないから、その時はもっとうまく速やかに対処できるように、とそこまで考えているみたいです。


私の個人的な感想ですけれど、こういうAさんみたいに自分から動く人は会社は手放そうとしないんじゃないかな、と。
リストラ等で首を切るには惜しい人材ですよね。自ら動く人ですから。


『生き残っていく上で強いのは変化力のある人、動ける人』
http://d.hatena.ne.jp/komoko-i/20100412/p1
ここでも書きましたが、会社が必要だと思う人は自分から動く人だと思うのです。
自分で動けない人はいらない。指示待ち人間はいらない。そう思っていると思います。
こういう時代ですし、会社も人もいっぱいいっぱいなのはどこも同じだと思います。
会社が手放さない人、それは

動くことを嫌がらない、自分から動く、フットワークの軽い人

なんじゃないかな、と思います。まぁなんとも当たり前のことを書いてますが、トラブルが起きて二の足を踏む人は多いです。めんどくさいし、ちゃんとトラブルが解決するかどうかもわからないし、責任問題うんぬん考えて動けない人が多いのも現実だと思います。