これは、Twitterでフォロワーさんから教えていただいた本です。
- 作者: 藤原伊織
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/07/15
- メディア: 文庫
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なんていうか、テロリストとかってわたし的には読まないジャンルというか、ちょっと読むにはドキドキするというか、ええ、フォロワーさんから教えてもらわなかったら読むことはなかったと思います(笑)読んでよかったです!
そうですね、女性というより男性向けかもしれません。
あらすじは、
アル中のバーテンダー・島村は、20年前のある事件がきっかけで、名前を変え、過去を隠して生活していた。
穏やかな秋の日、新宿中央公園。いつものように、朝から公園でウイスキーを飲みながらウトウトしかけたその時、突然爆音が響いた。何らかの爆発物が爆発し、死傷者が多数出る。
事件の被害者の中に、かつて学生運動で共に闘った友人・桑野や、3カ月だけ同棲したことのある女性・優子が含まれていたことを知る。かつて桑野と島村は、爆弾事件を起こし、警察に追われていた。爆発現場に置きっぱなしにしてしまったウイスキーの瓶から指紋が割り出され、島村は今回の事件でも疑いがかかることに。否応なく事件に巻き込まれ、島村は犯人を見つけようとする。
テロリストのパラソル(Wikipedia)より』
という感じなんですが、最後までぐいぐいと読んでしまいました。感想を一言で言うなら、ああ、時間って残酷だなぁということですね。
文庫でも出ているみたいですね。私はハードカバーで読みましたが。
そうそう、面白いと思ったら、なんと江戸川乱歩賞及び直木賞受賞作だったんですね。
興味を持たれた方はぜひどうぞ。図書館にもあると思います!