さまざまなアイデアを出すための6種類の視点

今日から即使える! 最強ビジネス戦略51』経由で読んだエドワード・デ・ポノ『会議が変わる6つの帽子』という本に6つの視点が紹介されていました。
6種類の視点で物事について考えてみると、いろんなアイデアが出てくるだろうなぁとそう思ったわけで、下記のような色のついた帽子をかぶって、各視点を持つ人物に成りきって考えるのですよね。そしてアイデアを出すわけです。

1.白い帽子 中立で客観的な視点に立って考える。事実や数値データに目を向け、それらを冷静かつ客観的に見る思考態度でのぞむ。
2.赤い帽子 感情を直接表現する視点。怒りや情熱、直感、情緒など、理性では説明できない思ったままの考えを率直に表現する。
3.黒い帽子 生真面目かつ思慮深い視点。考え方の誤りや見当違いなど、注意深く見極めて、指摘する思考態度でのぞむ。
4.黄色い帽子 建設的かつ積極的な視点。アイデアに含まれる利点を積極的に見つけ出し、建設的な意見を提示する。
5.緑の帽子 草木の成長をイメージする視点。創造性と新しい考え方、新しいものの見方に着目する思考態度でのぞむ。アイデアの良し悪しを判断するのではなく、アイデアの数を増やすことを目指す。
6.青い帽子 冷静で超越した視点。現在の思考法や議論が適切なのかどうかを判断する。「考え方を考える」思考態度でのぞむ。


同じ視点で考えてもアイデアってたいして出ないのですよね。
違う視点で考えてこそさまざまなアイデアというのは出るもの。私としては、白い帽子にあるように事実や数値データを客観的に見て考えるようになれたらいいなと思いますし、一方で、青い帽子にあるように思考法や議論の適切さを判断できるようにもなりたいなと思ったりもします。また個人的には緑の帽子のように次々とアイデアを出せる人新しい考え方を取り入れられる人はよいなと思います。人って自分の考え方に固執してしまいがちだったりするのですよね。一視点だけで出てくるアイデアは限られます。上記のような6種類の視点でブレインストーミングしたり、考察することでさまざまなアイデアが出てくるんじゃないかと思います。

会議が変わる6つの帽子

会議が変わる6つの帽子