「思い通りにならないのが人生」「思わぬことがあるのが人生」

んー、成功という定義自体人それぞれ違って、何を持ってして成功と言うのかわからないというのはある。


なんていうのかな、目標や夢があると前向きになれるというのはある。けれど、その目標や夢に固執してしまうととたんに苦しくなってしまうものだったりする。
つまり、目標や夢を掲げたものの、がんばっても達成できなくて、
どうしてこんなにがんばってるのに目標を達成できないの?
と悩むことになる。
夢までの距離がなかなか縮まらなくてイライラしたり。


大学のときの英語の先生がよく言っていた。

「思い通りにならないのが人生」
「思わぬことがあるのが人生」

なんでも思い通りになると思ってたら大間違いで、
まぁそれでも思わぬこと、思わぬよいこともあったりするのが人生だ。


以前から、幸せは成功とは実は関係ないと思っていて、
自分が目指すような成功をしなければ幸せになれないとは思っていない。


成功したら幸せになれるのか。必ずしもそうではないと思う。
成功しなくても幸せにはなれる。
冒頭で書いたように、何を持ってして成功と言うのかがはっきりしないけれど、
普通の日常、安心して暮らせる日常が今あること、それは幸せだと思う。まぁこれはわたし個人の幸せ観みたいなもので、これもまた人それぞれちがうと思う。


成功を目指してがむしゃらになるのもいい。
そういうときが人生にあってもいい。
追い求める人は常に追い求めているような気がする。
自転車のペダルをこいで走っているときが
いちばん爽快で安定していて
というのは案外言えることだったりする。


ただ、最近思うのは、夢や目標に関して、人を気にしすぎる必要はないのだということ。人目が気になるというのは確かにあるかもしれないけれど、そのことで制限したり我慢することはないんだと思う。やりたいことをやるのがいちばん。というのは私がよく言っていることなのだけれど。


誰かに幸せにしてほしいという依存的なスタンスでは、やはり幸せにはなりにくいものだと思う。
『こうでなければ幸せではない』
と条件を設定してしまうと、それに縛られる。


案外その条件をゆるめることで楽になったり、動きやすくなったりというのはある。条件にこだわりすぎて、こだわりにがんじがらめになって、苦しい思いをするのは得とは思えない。


ゆるめることで楽になるなら、それもいいと思う。
思い通りにいかなくて、でも思わぬことも起こるのが人生なら、
思わぬラッキーを楽しみにしてたいな、とそう思う。