たまには号泣もいいかもしれない。

3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)

5巻は号泣ものでした。
読んでいて苦しくなるような主人公の過去。そして泣きじゃくるひなた。
ひとりぼっちになるのはこわい。
ひなたの心情が痛いほど伝わってきます。


家族を事故で失って、孤独とひたすら対峙しないといけなくなった主人公は、将棋の世界に逃避していきます。


やはりですね、家族は必要。あるいは血の繋がりはなくても、いっしょにご飯を食べ、他愛無いことを喋り、笑い合うそんな関係は人には必要なんだと思います。
人は寂しさや孤独に対してそんなに強いものじゃない。ひとりでいることに慣れてきたとしても、やはりふと寂しさを思い出してしまうもの。


3月のライオン」の主人公零は川本三姉妹と出会えてよかった、そう思います。周りの人もそれぞれに個性的でよいですね。


自分が生きていく世界が将棋の世界しかないとして、それでも支えてくれる人は必要。
誰かに支えられて、誰かに見守られて、そうやって人は生きていけるもの。


寂しさや孤独に喰われてしまわぬよう、声をあげること、それはTwitterでもかまわないと思っています。
いいじゃないですか。好きなことをつぶやいて。つぶやきに共感してくれる人はきっといると思います。


リアルの世界でもネットの世界でもそうですが、ぎちぎちにつながるとそれはそれで窮屈で締め付けられます。息苦しくなる。
ゆるゆるとしたつながりのほうが、長続きしやすい。そう思います。
それぞれがそれぞれの場所で仕事をしたり勉強したり生活したり、やるべきことやりたいことをやって、それでもふと寂しさを感じることがあったら、もっといろんな世界を見てみたいと思ったら、Twitterのタイムラインを眺めてみるとよいかもしれません。ふぁぼったーを眺めてみてもよいと思います。


Twitterユーザにはすごい人もいますが、普通の人も多いです。いえ、大部分は普通の人です。
みな好きなことをつぶやく一ユーザです。


世界は厳しい、そう思えば「厳しい」としか思えなくなります。
いや、そんなことない。優しい部分もある。温かい部分もある、そう思えば、少しはほっとするのではないでしょうか。


寂しい、孤独だと感じるのは人なら普通。
多くの人が一度や二度、あるいは度々感じるもの。
つらい思いをするのも、何も自分だけじゃない。
誰でもつらい思いをすることはあるもの。


もうどうしようもなくもやもやが溜まってしまっているのなら、号泣してみるのもいいかもしれません。


泣けるだけ泣いてみる。


嵐はいつまでも嵐のままではない。
嵐はいつかやむ。


うまくいかない日。
漫画をひたすら読んでみるのもいいかもしれません。


3月のライオン」はわたし的に好きな作品で、まだまだ続いています。

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)

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