「人と人の関わりがどんどんリンクを張ってゆく」

人と人の関わりがどんどんリンクを張ってゆく
ものすごい速さで周りの景色が変わっていく!

天才ファミリー・カンパニー―スペシャル版 (Vol.6) バーズコミックススペシャル より

二ノ宮知子さんの『天才ファミリー・カンパニー』読了しました。


『天才ファミリー・カンパニー』は『のだめカンタービレ』を描いた漫画家さんの作品なのですが、やはり面白かったです。天才である主人公が自分の会社を起こすまでのドタバタコメディーなんですが、タイトルにファミリーという名前があるように、そこには家族や人と人のつながりが描かれています。ドタバタ本当にいろんなことが巻き起こって、最後までほぼ一気に読めてしまいました。ひとりひとりのキャラが濃くて、それも物語を盛り上げているんだろうと思います。


変わりたければ、自分から動くこと。
そんなことをいつも思っているわたしですが、人と人のつながりも大事だと思います。
自分ひとりではできないこと多いです。いえ、むしろ自分ひとりじゃできないことばかりです。
仕事もそうですが、自分ひとりだけで仕事ができるわけではなく、さまざまな人がいて、助けられ支えられ協力しあって仕事は回っていくもの。お互い知恵を出し合って、なんとか難しい局面を乗り越えていく、そういう考え方は好きです。自分だけの考えではやはりかたよりがありますし、視野も狭い。ときに視野狭窄に陥っていたりということもあります。そんなとき、ポンとちがう考え方、見方を提示してもらえるというのは非常にありがたいことだと思います。
「そういう考え方もあるけれど、私はこう考える」と。


なんだか話がまたずれてきましたが、『天才ファミリー・カンパニー』面白かったです。
漫画の中からの引用です ↓

人と人の関わりがどんどんリンクを張ってゆく
ものすごい速さで周りの景色が変わっていく!

こういうの、わくわくします。

文庫版も出ているみたいです。