- 作者: 小島正美
- 出版社/メーカー: エネルギーフォーラム
- 発売日: 2010/10
- メディア: 単行本
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まぁ、バイアスというのはしょうがないものなのかな、と。
先入観とか偏見とか、まぁ少なからず人それぞれ持っているわけで、ニュースを発信する側にもバイアスはかかっていて、どこまで信じていいんだろうねというのはあったりします。
声が大きい=声が届く範囲が広い=影響力がある
みたいな式はあったりしますけれど、大元の、言っていることが事実とは限らなかったりするのですよね。その人の解釈で事実を述べていたり・・・。
案外人は自分に都合のよいように解釈しますし都合が悪いことには蓋をしてしまうもの。見ないフリしたりスルーしたり。そういうことはまぁあるものだと思います。
コメントやツイートもそうですが、
「あくまでも一個人の一意見にすぎない」
と思えば、それほど頭にくるようなこともないのかな、と。
その人は、へぇ、そういう風に考えるんだ。そういう風に考える人なんだ、と。
冷静に相手と対峙することで、相手がどういう状況なのかわかってくるというのはあります。
「ああ、この人は今いっぱいいっぱいだ。他のことを考える余裕がない」とか「どうにかして自分に有利にことを運ぼうとしているな」とか。
まぁそれも悪いことではないのですよね。余裕がないときもありますし、自分に有利に運ぼうとするのも自己保存の法則っていうのかな、やっぱり自分を守りたいというのが普通だと思いますし、自分の価値観を守りたいというのもあるのですよね。自分が大事にしているものはやはりぞんざいに扱われたくないもの。
そこでまたバイアスの話に戻りますけれど、誰でもバイアスは多かれ少なかれかかっていて、自分が大事だと思うものはぞんざいに扱われたくないという心理になるけれど、自分が大事だと思うものが他の人にとっても大事だとは限らない、そういうことを頭の片隅に置いておいたらいいのかな、と。
例えば、情報やニュースについても、ある人はこれはすごいニュースだ。ぜひ知っておくべき!とRTするけれど、別の人にとっては、どうでもいいことで、むしろそのRTはノイズでしかなかったり、なんでこんなものわざわざRTするんだ?と毒づいてみたり・・・。
- 相手は自分に都合のいいことを発信するもの。*1
- 相手は自分の立場を守ろうとするもの。守るために発言するもの。
- バイアスはかかっているもので、それを踏まえたうえで受け取ること。
- また受け取る側にもバイアスはかかっていて、思いこみや先入観を自分も持っているのだということ。
そんな感じでしょうか。
*1:全部が全部ではないと思いますが