どうして読むんだろうね?

どうして読むんだろうね?
なかなか謎だ。
何が謎か。
わたしが『進撃の巨人』を読むというのが謎だ。
4巻も早速買って読んだ。

進撃の巨人(4) (講談社コミックス)

進撃の巨人(4) (講談社コミックス)

絵はお世辞にも綺麗とは言いがたい。
「『進撃の巨人』をこもこさんが読むのは意外だ」と言われたこともある。


ちなみに『きのう何食べた?『エマ』乙嫁語り』『3月のライオン』なんかが好きと言うとうんうんとうなづく人も多いにちがいない。

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

エマ (1) (Beam comix)

エマ (1) (Beam comix)

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)


一方『進撃の巨人』。
何故?
何故に?

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)


自分でもよくわからない。
実のところ、既刊にはグロいシーンもあって、読めるギリギリのラインだったりもする。
スプラッタものやホラーが好きというわけではない。
それなのに何故?


どうして読むんだろうね?


答えに近いものを出そうとこれを書き始めた。


ひとつにはこわいものみたさというのもあるのかもしれない。
こわいとわかっていてお化け屋敷に入ってしまうように。
こわいとわかってホラー映画を見てしまうことがあるように。


進撃の巨人』も読んでしまうのは、やはりまだ謎が多くて、こわいけれど続きが気になるからかもしれない。
壮大な仕掛けがあってほしいという密かな期待があるのかもしれない。



たぶん、ああいった世界を見て「ああよかった、ああいう世界に生まれなくて」とそんな風に思いたいから読むのかもしれない。


「あの世界に比べたらまし」
そう思ってしまう。
そう思えるくらい切羽詰った世界なのだ。『進撃の巨人』の世界は。



どうして読むんだろうね?


それはやっぱり面白いからかもしれない。
どう面白いかは表現しにくくて困ってしまうのだけれど。


まぁ、好き嫌いは分かれるかもしれない。
友達はパスしちゃったし。


進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

進撃の巨人(2) (講談社コミックス)

進撃の巨人(2) (講談社コミックス)

進撃の巨人(3) (講談社コミックス)

進撃の巨人(3) (講談社コミックス)

進撃の巨人(4) (講談社コミックス)

進撃の巨人(4) (講談社コミックス)