少し前に独立した人の話

少し前になるのですが、会社を辞めて準備期間を経て独立、自分の会社を興した人がわたしの身近にいます。年齢は30代半ば、男性です。


まだ会社をはじめたばかりですが、会社勤めの頃よりはイキイキしているなぁ、充実した表情をしているなぁと、最近その人に会って思いました。


なんとなくですが、この人は独立してもやっていける人なんじゃないかな、と。
そう思う理由のひとつが社交性
とても社交的な方なのです。物怖じしないし、それでいて決して威張らない。その人が上から目線で喋っているのを聞いたたことがありません。腰の低い方です。また、飲むのが好きで、さまざまな飲み仲間、飲み友達がいるようです。


人脈や人とのつながりはかなりありそうです。
人あたりがよいので、好かれるタイプだと思います。

  • 社交性がある
  • 人あたりがよい
  • 人柄がよい

それだけで会社がうまく回っていくとは言えませんが、しかしながら、もし仕事をお願いするとしたら、もしいっしょに働くとしたら、そういう人の方が選ばれるというのはあるように思います。性格の悪い人、きつい言い方をする人、気分屋、自己中心的、何を考えているかわからない、といった人に仕事をお願いしたいとは思いませんし、いっしょに働くのも遠慮したくなる。それが人の心理かな、と。まぁ当たり前といえば、当たり前のことなのですけれど。


生まれ持った性格もあるので、急に社交的になるとか、誰とでも気さくに話ができるようになるとか、まぁなかなか難しいかもしれません。難しいけれど、変わることは不可能ではないと思います。自分を変えようと思えば変えられます。一気に、あるいは一晩で変わることは無理でも少しずつ時間をかけて変わることはできる、そう思っています。


会社組織に属している方が所属感、安心感はあるかもしれません。独立すればやはりそれなりにリスクはありますし、自由である分責任も問われますし、トラブルやピンチもやはりあることでしょう。


でもまぁ、30代半ば、会社を離れ、独立し自分の会社を興すというのは男の人ならではの夢なのかもしれません。もちろん女性でも独立して会社を興す人はいます。


わたしとしてはその人を応援したいですし、その人ならやっていけるのではないかな、と。さまざまな人に支えられ、助けられ、仕事はできるもの。自分ひとりの力でできるものではない。それは頭の片隅にいつも置いておきたいです。
また、人をないがしろにする人は、やっぱりその人自身も他の人からないがしろにされるし、逆に、人を大切にする人はその人自身もまた大切にされるもの。自分の放った言葉は、めぐりめぐって自分に返ってくるもの。そんな風に思います。