「相手に伝わったものだけが、相手にとっての現実」ということ。

相手に伝わったものだけが、相手にとっての現実
未経験者のためのデザイナー就活テキスト」p76 より

これは言えるなぁと。
例えば、面接で、しどろもどろでうまく言えなかったりってことあります。最終的に面接官である相手に伝わったことだけで相手は自分を判断してしまうのですよね。


口下手は損だなぁと思いますね。わたし自身口下手ですし。


声が大きくハキハキと発言する人のほうがどうしたって注目されます。雇う側がどういう人を求めているかにもよりますが、採用される場合、やはりしどろもどろな人は分が悪いです。「何言っているのかわかんないね」それで片づけられてしまうことに。


なかなか厳しいものあります。相手に伝わっていないことは、なかったことと同じになってしまうのですから。

他の人とはちがう特別なもの、魅力があって、そこではじめて選ばれる

そう思ったのですよね。それは面接に限らず、恋愛でも言えることかもしれません。


これからの女子はひかえめがいいと書いたこともありましたが、そうも言っていられないのが現実でしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/komoko-i/20110930/p1


とはいえ、どんな人でもなにかしらの魅力って持っているものだと思うのです。ただその魅力が見えにくいというだけで。


その見えにくい魅力に気づいてもらうこと
その線でいくしかないかな、と。


繰り返しになりますが、「相手に伝わったものだけが、相手にとっての現実」なのです。


伝わっていないことはなかったことと同じ。
言葉にしなかったことはなかったことと同じにされます。


伝わるかどうかわからないけれど、まずは言葉にしよう、と。*1


わたし自身、自分の書くものの持ち味、魅力をうまく出して、それが相手に伝われば、相手はわたしが書いた他の文章ももっと読んでみたいと思うんじゃないかな、と。玉石混交かもしれないけれど、なかには玉の、キラッと光るものもあるはず。


人で言うなら、自分の持ち味、魅力をうまく出して、それが相手に伝われば、相手はその人をもっと知りたいとそう思うようになるんじゃないかな、と。


ものすごい魅力が元々あるのであれば、口下手うんぬん悩むことはないと思います。魅力と呼べるようなものがわかりにくいがゆえに埋もれてしまっている。そう、それだけです。

自分の見えにくい魅力を思い切って表にひっぱりあげること

「これだけは」というものがあるとそれは自信になると思います。
選ばれる人、選ばれない人、その差は実のところ微妙な差なのだと思います。


会社であれば一社に選ばれればよいわけですし、おつきあいする方も一人。見えにくい自分の魅力に気づいてもらうよう頑張ってみるのも有りかもしれません。


読んだ本です。現在、就活関係について研究中です。

未経験者のためのデザイナー就活テキスト

未経験者のためのデザイナー就活テキスト

*1:まぁ月並みな言葉になってしまいますけれど