可視化できる強み。可視化する強さ。可視化した強さ。

昨日は、とある打ち合わせで数人の人と話をしました。
その中でずばぬけて喋りがうまい方がいらっしゃって、しっかりとした自分の考えを持ち、それを言葉で説明できるのを見て感服した次第で・・・。

1.10分の1も声に出せなかった

私も考えたこと思ったこと勿論ありましたが、その場で10分の1も声に出せなかったのですよね。もっぱら聞き役になってました。あとからもっと喋りたかったと思うとともに、そのとき考えたことを書いて残しておきたいな、と。根っからのブログ脳だからかもしれません。その場で口にはできなくても書くことはできる。話すよりも書くほうが楽なのですよね。書くことには多少の自信がある。それが私の強みだな、と。

2.喋ってそれで終わりはもったいない

昨日はわりとフランクな打ち合わせで、一人一人話したことを誰かが議事録みたいに残しているわけではないです。話の内容もさまざまで、印象に残っていることはまぁ思い出せるけれど、そのうち忘れてしまうだろうな、と。そのとき「おおー、すごいー」と思った事も時間が経てば忘れてしまう。もったいないですね。
昨日思ったのですよね。それだけのしっかりとした考えがあるのなら、書いて残したらよいのに、と。もしブログ等で発信すれば、その考え方に共感、賛同し、刺激を受ける人も多いだろうな、と。


喋ってそれで終わりというのはもったいないなぁと。


しかしながら、考えたこと思ったことを文章にするというのは、人によっては難しいものなのかもしれません。口で言うほうが簡単。いちいち書くなんてめんどくさい、という人もいるだろうな、と。

3.可視化できる強み

そこで可視化(文章化)できるというのはある意味「強み」だと思うのですよね(=可視化できる強み)。仕事で会議などの議事録(議事摘録)を書くことも本当に多かったのですが、全然苦になりませんでした。むしろ文章にすることは楽しい作業でした。

4.可視化する強さ

また可視化するというのは強さを必要とするものとも言えるかもしれません。精神的な強さと言ってもいいかもしれません。可視化(文章化)すると、やはりツッコミが入ることあります。ずっと後になってもアレコレ言われる可能性あります。私の過去記事もそうですが、残している以上誰かの目に触れ、そしてツッコミが・・・。そんな古い記事にアレコレ言われても・・・というのも本音としてあります。やはり、可視化(文章化)するのに多少の勇気が必要というのはあります。反応は共感や賛同ばかりではないです。

5.可視化した強さ

可視化した強さ。文章にしたものは強いです。ブログ等で発信することができます。自分が消さない限りそれはそこに存在します。時間的継続性を持って多くの人に読んでもらうことができます。喋った言葉は、その場で盛りあがったとしても、数時間、数日もすれば思い出されることもなくなってしまう。時に思い出すことがあったとしても、鮮明さは失われていることでしょう。オフ会のレポートなどもそうなのですけれど、オフ会のレポートがあるオフってあとから結構思い出せるのですよね。メンバーとかどういう趣旨の集まりだったとか書いてあると思い出せます。が、オフレポがないと、なかなか思い出せません。確かに参加したけど、誰と誰がいたっけ?と。


可視化したものは後あとまで見ることができます。記録もそうですが、残しているものがあるというのは強みになります。「可視化した強さ」それを信じて、信じるからこそわたしはこうしてブログを続けているのかもしれません。たとえ自分がこの地上から消えても、残っているものがあるというのはうれしいこと。自分の分身が生き続けているような、そんな風にも思えます。