わたしが本を読む理由

自分の未熟さ、幼稚さ、幼さに気づき思った。
このままじゃダメだよね。変わらなくちゃ。
でもどうやって?
どうやったら変われるんだろう?


読書は楽しい。
忙しくてほとんど読めなかった本を今思い切り読んでいる。
なんというか楽しくてしょうがない。
ずっと本を読んでいたい。


昔買った本で、一度は読んだ本でも読み返してみると新たに発見することがあって面白い。
人は忘れていくもの。
忘れてしまうことを嘆いてもしょうがない。
また新しく覚えればいい、そう思うようにしている。


本を読んでいると不思議なくらい心が落ち着いてくる。
筆者はどうしてそう書いているのか。
本当に伝えようとしていることは何なのだろうか。
「日本は〜」「日本人は〜」「男性は〜」「女性は〜」と書いているけれど、
そんなに簡単に日本、日本人、男性、女性を〜と言ってしまっていいのだろうか。必ず例外はあり、短い文では表現しきれないのではないだろうか。


さまざまな分野でさまざまなことが書かれていて、本は読んでいて飽きない。考えさせられることも多い。

隣の芝生が青いと羨ましがってもしょうがないです。自分で自分の畑を耕すほうが生産的で楽しい
http://d.hatena.ne.jp/komoko-i/20130101/p1

と書いたけれど、これは本音で、自分の畑を耕すことで仕事を含め周りともうまくやっていけるようになる気がして、その耕す方法のひとつとして読書しているというのはあるように思う。



ある人から言われた言葉を今でも思い出す。
「もっと本を読んだ方がいいよ」
当時のわたしは周りの人ばかり気にして、それでいて言動が幼くて、周りとうまくいかないことも多くて・・・。
当時の自分の言動を思い出すと恥ずかしいかぎりなのだが、それを見ていた人からもらったアドバイスは「もっと本を読んだほうがいいよ」。


元々本を読むのは好きだったけれど、当時は今ほど読んでいない。
「こういう本を読んでみたら?」とアドバイスされ、ハッとしたのを昨日のことのように思い出す。
ああ、つまり、わたしは幼いんだ。言動も考え方も幼稚なんだ。一言で言うなら「未熟」ということなんだろう。


自分の未熟さ、幼稚さ、幼さに気づき思った。
このままじゃダメだよね。変わらなくちゃ。
でもどうやって?
どうやったら変われるんだろう?


自分の未熟さ、幼稚さ、幼さをそのままにしておいてはいけない。
そう思ったわたしは本を読みはじめた。


本を読み、考え、自分の中に変化を起こしたい。
自分を変えていきたいから本を読むのだと思う。


変えようと思ったら変えられるものだと思う。
自分を変えられるのは自分だけ。
とはいえ、なかなか変えられないのも事実だ。三歩進んで二歩下がることがあってもそれでも一歩は進んでいるので良いと思う。
一歩でも前進できれば、少しでも変わっていければいいな、と。