「柳川というと思い出すのは写真家の荒木経惟さんだよね」
「そうそう」
そんな話ができるしあわせ。
日帰りで柳川へプチ旅行に行ってきました(2013/2/24)
柳川といえば川下り。
凛と晴れて風がなければ全く寒さを感じない穏やかな冬の日。
外へ出かけてリフレッシュするには絶好の日でした。
すぐそこは川。写真を撮るのに夢中になって落ちないように気をつけねば。
今が見頃。
「花とか風景がうまく撮れるようになりたいっちゃんねー」
「影だよ。影。写真で大切なのは影」
「ほうほう、そうなのかー」と思いながら聞くわたし。
光があるから影がある。
昔、音楽をやっていてステージに立ったことがあるからわかるのだけれど、ずっと光があたりつづけるのもなかなか疲れるものだったりする。
客席からこちらがよく見える。
一挙手一投足見られている感じがして落ち着かない。
ミスってもすぐにバレるし、表情に出せば尚更。
必死になっているのも見てわかってしまう。
注目され続けるのは疲れる。
客席から見ているだけのほうが気楽だ。
演奏する側はものすごく長い期間練習し、やっとステージに立つ。
しかしながら本番で演奏して終わってしまうのは本当にあっという間だ。
光があたっている時間なんてホンのわずか。
まぁたいへんなことも多いけれど、それでも精一杯やり尽くすのは気持ちいい。
過ぎてしまえば光もまた懐かしい。
やわらかい冬の光は好きだ。
お気に入りの一枚↑
花びらが透き通る感じとか光の加減とか好き。
思うようになかなか撮れないけれど、だから面白い。
撮るときは真剣(笑)
フィルムのカメラと違ってデジカメは本当に便利。
プチ旅行中デジカメのバッテリーが切れるまで撮り続けた(笑)
柳川といえば、さげもんひな祭り。
柳川雛祭り さげもんめぐり(柳川市観光協会のページ)
2013年は2/11〜4/3までだそう。
柳川といえば鰻せいろ蒸し。
これはiPhoneのカメラで撮ったものですが、美味しかったです。
わたしはカメラは全然詳しくないのですが、写真は好きなので、旅行中だんなさんと写真の話は尽きないです。あとは写真家さんの話とかも。
冒頭で言っていた荒木経惟さんの写真集↓荒木氏が奥様と柳川に新婚旅行で来られたときの様子が収められています。奥様は故人で若くで亡くなられています。
- 作者: 荒木経惟
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1991/02
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写真というのはずっと後まで残るので良いと思います。生きている人のために写真というのはあるのかもしれません。忘れてしまっても写真があれば思い出すことができる。思い出して懐かしむことができる。優しい気持ちになれる。そんな写真は良いなと。
写真も久しぶりに撮って楽しかったので、文章と写真と組み合わせたものをこれからブログに載せていけたらいいな、と。