その日本語、変ですよ?―マナーとしての敬語について少し―

つい先日ある人が言っていたのを耳にしました。


「今日は誰が参られるんですか?」


ん?誰が参られるんですか?


これって変だな、と。お客様や取引先の人が自分の会社などに来る場合、その来る人が誰か聞きたいときは、
「今日は誰がいらっしゃるんですか?」とか
「今日はどなたが来られるんですか?」が正しいんじゃないかな、と。


自分がどこかに行く場合は「参ります」を使います。もしくは「伺います」。
「これから○○へ参ります(伺います)」と言うのならOKでしょう。


まぁなかなか敬語を身につけるというのは難しいというのはあります。仕事などで敬語を使う必要が出てきてからなんとかうろ覚えで言おうとして変な敬語を使ってしまって恥ずかしい思いしてしまった人もいるかもしれません。


敬語は「単なる言葉遣いではなく、マナーだ」と言うのを聞いたことがあります。マナーがいい人はやはり一目を置かれます。逆に言えば、マナーが悪くて、例えば敬語が全然使えなくて、「あの人敬語使えないから」「言葉遣いなってないから」と軽んじられてしまうこともあるわけで、損をするのはその人かな、と。


話せないよりは話せたほうがよいのが敬語。ひとつずつこういう時はこう言うというのを覚えて、実際使っていくしかないかな、と。


「うーん」と唸ってしまうような言葉遣いを耳にすること多いです。これからこのブログで「こういう時はこう言う」のがいいんじゃないかなというのを今日書いたみたいに具体的に例をあげて書いていけたらいいなと思ってます。絶対にそう言わなければいけないというわけではないです。相手を不快にさせない言葉遣いの一例をわたしなりにあげていければいいなと思います。


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