プチプレの話

少し前になるのですが、友人に印刷を頼まれました。A4サイズの紙で20枚くらい。
友人のうちにはパソコンはあるけれど、プリンタはなくて、印刷できない。データを持ってどこかでプリントするというのもハードルが高くて、おそらくデータを入れるUSBとかも持ってないんじゃないかな、と。


印刷を頼まれて、引き受けて、「紙代とかインク代とか言ってね」と言われましたが、コンビニでコピーする時みたいに1枚10円とかそんな風にお金をもらうつもりもなくて、たまに頼まれるくらいなのでお金は特にもらわないつもりでいました。で、「お金はいいよ〜」といって渡してその日は終わりました。


一週間くらい経って友人と会ったとき「この前はありがとう」とお菓子をくれました。金額にしたら200円くらいのお菓子かな。これってプチプレ(プチ・プレゼント)だなぁと。これがですね、すごくうれしいのです。気遣いがうれしい。


つい先日テレビでこのプチプレ用にお菓子を会社の机に常備している人が増えているみたいなことをやっていましたが、なるほど、ちょっとしたお礼をあげるというのは潤滑油になっていいのかな、と。テレビでは処世術って言ってたかな。


お土産ももらうとうれしいですよね。大げさなものではなくてもお土産をもらうと「あ、気にかけてもらえてたんだ」とうれしくなります。


「頼んだからお礼しなくちゃ」という義務感みたいなものはいらないと思いますが、「ありがとう」という気持ちは伝えるようにしたいな、と。