誰かと比べる必要はない。要は「やる気」の問題だと思う。

年配の女性で長く主婦をされていた方らしいのですが、
「私なんて学生時代ほとんど勉強していませんでしたし、でも旅行は好きで、旅行に行くときに中国語が話せたらいいと思って・・・。ただ、年齢が年齢だから、どんどん忘れていきますし・・・」


「すごく(中国語が)できる人がいたら、引け目を感じてしまうと思うんですよね。あんまり教室で浮くようだったら、どうしようかと・・・」


「できれば、本当に初心者ばかりで、少人数で、ゆっくり進んでくれるレッスンがいいのですけれど、なかなか中国語教室って近くになくて・・・」


一念発起して中国語を勉強しようと思って体験レッスンに来られたのだと思いますが、特に印象に残ったのは、

「学生時代ほとんど勉強していなかった」
「年齢のせいで忘れっぽい。なかなか覚えられない」
「すごくできる人がいたら、引け目を感じてしまう」

ということ。


先生は「やる気があるかどうか、それだけが問題だ」とおっしゃっていましたが、わたしもそう思います。このご婦人が受講するかどうか、かなりシリアスに悩まれているので、先生も困っているようでした。


「すごくできる人がいたら、引け目を感じてしまう」点について思うのは、別に引け目なんて感じなくていいんじゃないかということ。中国語ができる人は勿論いるわけで、でもそれはその人がずっと勉強し続けてきたから。そういう人と自分を比べてもしょうがないのに・・・と思うわけで、最初は話せなくても間違えてばかりでも開き直ってそれでも話すくらいじゃないと語学というのは身につかないんじゃないかな、と。


間違えて当たり前。その間違いに気づいてそこを直していく、少しずつうまくなっていく。少しずつわかるようになる。そこが面白いんじゃないかな、と。


趣味は語学の勉強。出した電子書籍のプロフィール(http://gumroad.com/l/CNaX)のところにも書いているけれど、それはずっと変わらないと思います。多分わたしがおばあさんになっても勉強しているんじゃないかと・・・。