冒険を好まない慎重派を自称しているけれど、それは自嘲の意味がこめられている。
本当は、じっとしていられない性格だ。
動いている自分が好き。
書いている自分が好き。
本を読んでいる自分が好き。
勉強している自分が好き。
いろんなものを吸収したい。
自分が知らない世界を知りたい。
じっとしていれば、体力は温存できる。疲れることもほとんどない。
でも、でも、果たしてそれで良いのだろうか。
小さくまとまって、それで良いのだろうか。
どうせ無理だから、とあきらめている自分がここにいる。
夢は何?
そう聞かれてもすぐに答えられない。
尖っていた部分が丸く丸くどんどん丸くなっていく。
丸く小さくなって消えてしまいそうだ。砂粒のように。
消えたくない。
このまま消えたくない。
冒険や挑戦しなくなった自分。怖がって行動しない。それをとても残念に思う。
ならば、冒険すればいい。挑戦すればいい。怖がらずに行動すればいい。
本当に思っていることを書こう。
書いて、認められたい。存在を知ってもらいたい。
なりたい自分になれるまで、挑戦、行動。そして書く。
眠れない夜の戯言はどこまでも続きそうだ。