うねりの中を泳ぐ

うねりの中を毎日泳いでいるような気がする。
ひとつのことが片づいたと思ったら、また次のことが。


わたしは、単調なルーチンワークや組織的なものが苦手で、毎日ちがうことを自由に自分のやり方でやりたいタイプだ。


自分のことがわかるようになるというのは、なんと難しいことなのだろう。自分のことが自分で本当にわからない。少しはわかるようになってきた気もするけれど、それでもいくつもの矛盾も存在していて、困惑する。自分の中にある矛盾は一生なくならない気もする。ここのところ続いているうねりも、小さくなることはあっても消えることはないのかもしれない。


うねりは続く。波が引いては打ち寄せるように、ずっとずっと続く。続くけれど、うねりに飲まれ、溺れることだけは避けたい。沈みかかることもあるけれど、そんなときこそ身体の力を抜いて、流れに身をまかせよう。


泳いで、泳ぎ続けて、そうしていつかどこかにたどり着くのだろう。
いつ、どこにたどり着くかはわからない。
わからないけれど、わからないからこそ楽しみだったりもする。
今、自分ができることをする。自分のペースで泳ぐだけだ。