落ちこんだ時に読みたい本「生きていることを楽しんで」

生きていることを楽しんで (ターシャ・テューダーの言葉 (特別編))

生きていることを楽しんで (ターシャ・テューダーの言葉 (特別編))

生きていれば、落ちこむこともあります。
状況を好転できると思ったら、ぜひ努力すべきです。
でも、変えられないなら、
それを受け入れて歩み続けるしかありません。
何があっても「生きていることを楽しもう」という気持ちを忘れないで。
生きていることを楽しんで (ターシャ・テューダーの言葉 (特別編))より

毎日同じような日々が続きそうなそんな感じがしますが、実際はそんなことはないです。思いがけないことがあって落ちこむことあります。


落ちこむと、とたんにそのことばかり考えて動けなくなることあります。視野狭窄に陥っているのですよね。周りが見えていない。


前向きになりたくてもなかなかなれないことあります。切り替えようと思っても切り替わらない。引きずりつづけていると、そのうち体調も悪くなって、何もしたくなくなる。楽しいことなんか何もないように思えてくる。これは休め!のサインです。心身ともに疲れているんだから、休みなさい、のサイン。


普段できるだけアクティブであることを心がけていますが、どうしても体が心がついていかないときがあります。そのときは「休憩」を必要とする時間なんだと思って、静かにしています。できるだけ人とも会わず、本をひたすら読んで、考えて、書いて自分を整理する時間を持つようにします。自分と対話する感じでしょうか。今どういうことで落ちこんでいて、悩んでいるのか。その落ちこみや悩みを解決するにはどうしたらいいのか。解決方法をひたすら考えます。


解決方法が必ずしも見つかるとは限りません。状況が変わるのを待つしかないときもあります。待つのはつらく苦しいものです。つらく苦しい。けれど、それに飲みこまれるのではなく、少し高いところに視点を移すと、見えてくるものが変わってくるので、それをオススメします。空からの視点です。自分は自分のこと、あるいは自分の周りのことで思い悩み落ちこんでいるけれど、それは自分のことしか考えていないからではないか。自分ではない他者を、周りをどうにか変えようとしているからではないか。変えられないものを変えようとするのは相当な労力を要します。変えられないものは変えられない。例えば不採用通知が来たとしても、もうそれは変えられない。どうしようもない。不採用通知をもらえば勿論落ちこみますが、それで人生は終わりじゃない。簡単に書いてしまいすぎましたが、不採用通知をくらったなら、次へ行くだけです。


今日読んだターシャ・テューダーの本は以前も読んだことがありましたが、あらためて読み返してみました。自然体で自分がやりたいことを楽しむこと、それは私が望むことで、それを体現しているのがターシャ・テューダーという女性だと思っています。

若い人には、挫折や失敗、思い通りにいかないことがかっても、
自信をなくしたり、悲観したりしないでと言いたいわ。
世の中は動いているんですもの。あきらめてしまったらそれまでよ。
それより、世の中にある良いこと、楽しいことをつかむ努力をしてほしいわ。
昔から言うでしょう?何もしなければ、何も生まれないって。
生きていることを楽しんで (ターシャ・テューダーの言葉 (特別編))より


状況はいつか変わります。まずは落ち着く。体や心を休める。そして楽しいことを探す。見つける。
落ちこんでいる人にオススメしたい本です。

生きていることを楽しんで (ターシャ・テューダーの言葉 (特別編))

生きていることを楽しんで (ターシャ・テューダーの言葉 (特別編))