羨ましく思う気持ち、それだけに囚われていると、襲ってくるのは劣等感だけ。みじめな気持ちと自分の能力のなさの再確認で、ずぶずぶと沼に沈みこんでいくだけ。沈んだ状態の自分は私らしくなくて好きではない。
ミスや失敗で落ちこむことも多いけれど、立ち直りが早いのは私の長所かもしれない。
ミスや失敗も、良い経験をした、経験値が上がった、これで同じミスや失敗はしないぞ、と考える。
苦手なこと、できなかったことを指摘されて凹むこともある。けれど、長くは凹まない。なぜなら、苦手なことや自分の力量がわかっているから。結果が出ないのは苦手を苦手のままにしていた、自分の力量が不足していた、つまりはそういうことだ。
誰かを羨むヒマがあるなら、その時間を自分磨きに使ったほうがいい。そういう考え方に結局はたどり着く。自分が得意とすることをさらに伸ばし、自分に足りないところは補う方向で。
自分の世界を持っている人、自分の考えをはっきり表明できる人、ブレない人、安定感がある人に憧れるけれど、これはもう羨ましくてしょうがないというレベルだったりする。
考えた。街路樹から落ちた葉が自由気ままに広がる道を歩きながら考えた。
そんなに羨ましく思うのなら、どうして自分がそうなろうとしないのか。
自分で、自分の世界を持ち、自分の考えを表明し、ブレず、安定感がある人になればいい。
やっと答えが出た。
周りを気にしすぎていた。
周りがどう思うか、どういう目で自分を見るか、そこばかり気にしていたように思う。
大切なのは
自分にとって何が大事で、何に重きを置くか
ということ。
これはコーチングの先生が言われたことだけれど、本当にそうだと思う。
人それぞれちがうと思うけれど、大事なことが何かあるはずだ。
自分にとって大事だと思うこと。そのひとつをあげるとすれば、コツコツと続けることをあげる。
ひたすらコツコツと続けていれば、いつか結果は出るだろうし、コツコツと続けることは私には合っていると思う。仕事でも言える。コツコツと続けられる仕事に出会えて、本当によかった。これからが楽しみでしょうがない。怖がらずにチャレンジ、転職してみるものだと思う。
自分にとって何が大事で、何に重きを置くか
・コツコツ続けること
・自分の世界を持つこと
・自分の考えを表明すること
・ブレない安定感のある人であること
これらはあくまでも私の場合だ。他の人はまたちがうと思う。
これから先、変わることもあるかもしれないけれど、そのときはそのときで。