失敗恐怖症を克服するということ

今までミスや失敗で凹むことが多い人生だったなあと、珍しく振り返りながら思ったわけで。
凹みからの復活は以前より早くなったけれど、失敗する怖さ恐怖にいつも付きまとわれストレスは日々溜まり続ける一方で。


私の場合、元々完璧主義というか完全主義っぽいところがあって、いいかげんなことが嫌いという弱点があった。手抜きという言葉もいつまでたっても好きになれそうにない。


一方で手早く要領よくやる人に憧れたりもするわけで。


まあ自分がやること、特に仕事に関してミスや失敗、手抜きが許せず、かかる時間や手間ヒマがものすごいことになっていて自分で自分の首を絞めていることは薄々わかっていて、とうとう息詰まったことを確認したのが本日の午後。
今、仕事帰りにカフェでこれを書いる。多分ブログにアップすると思う。


失敗するんじゃないかと怖じ気づいている自分を笑っている自分がいる。


そんなに気が小さい人じゃないでしょ?と。


気が小さかったら、不特定多数の人が読むブログなんて書けないでしょ?


失敗するのが怖いのはプライドが高いからでは?
失敗して惨めな気分を味わいたくないからでは?


本当はこんなに仕事ができるんですよ、と胸を張りたいだけでは?


もうひとりの自分が冷ややかに囁く。



その道何十年のベテランでもないんだから、あきらめなさい。失敗はするものです。失敗して痛い思いをして学んでいくのです。


なんというかわかった風に言われると、反論したくなるのも事実で…。


やっぱり失敗はしたくないよ。こわいよ?


その失敗したくないという強い気持ちがストレスになって、逃げ出したくなっていて、さて、どうしよう。←イマココ!


人の少ないカフェ。ひとりコーヒーを飲みながら考えた。


とりあえず、完璧主義、完全主義をやめようかと。
8割できたらそれで良しとしようかと。
逃げて0にしてしまうよりは、8割でOK。合格。次に行って良し。


私の場合「もっとできるはず」と自分に期待や負荷をかけがちで、それはいつのまにか重いストレスとなって首を絞めていて、このへんで断ち切らないと折れる。心折れる。


折れる前になんとかする。
80%でよし。人は完全完璧じゃない。失敗することもある。失敗しなかったら相当ラッキーだと思うこと。失敗恐怖症を克服するにはそう考えるのが良いのではないかと思ったので書いてみた。


失敗恐怖症を克服できたわけではないけれど、考え方を変えることで怖さは減るのではないだろうか。


今までなんとかなってきたから、大丈夫。これからもなんとかなる。そう思うと少し楽になる気がする。良い暗示を掛けるようにしたいものだ。



とりあえずこうして書くことでいろいろと気づいたこともあったのでよかった。書くことはオススメだ。