表現力は語彙の豊富さと関係するか

「言葉を知らなければ話すことはできない」それは英語でも日本語でも中国語でも同じなのだけれど、語彙の少なさゆえに伝えたことを伝えられないでモヤモヤというのは確かにあるだろう。


とはいえ、饒舌が必ずしも良いわけではなく、余計な言葉が多すぎて、何を言いたいのかがわからなくてモヤモヤし、敬遠されてしまうこともある。
いくら語彙が豊富でも、文章があまりに長すぎると読むのが面倒になるので、この場合も伝わらないまま終わってしまうだろう。


一方、少ない言葉でも伝わってくるものがある時もあるので、これは読み手の感覚の問題もあるかもしれない。少ない言葉でも膨らませて感じることができる人はいるように思う。



では表現力は語彙の多い少ないと関係はないのだろうか。


大いに関係するとと思う。


読み手、聞き手の感覚にもよるけれど、語彙はあったほうがいい。手札のカード(語彙)は多いほうがいい。


また語彙を知っているだけでなく適宜アウトプットできる能力があること、そこが重要だと思う。アウトプットする能力は、実際に繰り返しアウトプットして伸びていくものだと思うので、新たに知った語彙を使って文章を作ってみるとか、Twitterでツイートしてみるとか、アウトプットする場としてSNSを活用するのは有りだと思う。


豊富な語彙を持っていてこそ、少ない語彙で高度な表現ができるのではないだろうか。少ない語彙で高度な表現力、それは可能だけれど、かなり高度な技術や感覚を持っていないとできないことだと思う。


自分的には、さまざまな語彙を持ち、その中から厳選して、適材適所的かつ絶妙な配置をするそんな書き手になりたい。真夜中に目が覚めて、その後眠れなくてこの文章を書いてみた。もっと簡潔に書いたほうがよいと思うのに長くなってしまって、まだまだ修行が必要だなと思う。