うまくいかないことを乗り越えてからが始まり

仕事でも人間関係でも何でもそうだと思うのだけれど、うまくいかないことがあって、それを乗り越えてからが始まりで、うまくいかないことにぶち当たって、そこでやめてしまう、あきらめてしまう人が本当に多くて、残念でもったいないと思う。


石の上にも3年ということわざもあるように、3年続けてみるというのは意味があることのように思う。3年も我慢できない。さっさと見切りをつけて、次へ行った方がいい。そう考えるのも有りだけれど、やめ癖や逃げ癖がついたりで、結局何も得られないまま成長しないままというパターンに陥る可能性もなきにしもあらずだ。


イヤなことはやっぱりある。そこで悩んだり考えたりすることで、自分ができてくる、何が嫌でどうありたいのかわかるようになる。今は現状に甘んじるしかないとしても、何か変えられる方法はあるはず。変えるために必要なものは知識や経験、スキルであったり、お金であったり、人であったりーまあケースバイケースでちがうのだけれどー私は思う「悩む=解決方法を探す」そういうことだと。


悩みは誰でも持つもの、落ちこむことは誰でもある。つらいこともある。でもいつか乗り越えられる。よく書いていることだけれど、乗り越えられないときは放っておく。無理して対峙、対決しなくていい。流れに任せる。とりあえずできることをやる。


今思うのは、苦しいことやトラブルを経験すると、その後耐性ができて、同じようなことが起きても動じなくなるということ。少しずつレベルアップして、心の余裕ができるようになる。苦しいこともトラブルも良い経験になるので、必要以上にシリアスになる必要はないし、必要以上に落ちこんで自分を責めたりいじめなくていい。


雨が降ったら地面はぐちゃぐちゃになる?頭からずぶ濡れになる?確かにその時はぐちゃぐちゃだったり、ビショビショだったりしても、それはずっとそのままでない。そのうちすこしずつ乾いていく。あるいは服を着替え洗濯し乾かせばいい。髪はドライヤーを使えばいい。一度全身びしょ濡れを経験すると、それ以降たいしたことではないと気づく。つまり耐性がつく。


うまくいかないことを乗り越えてからが始まり。


悩むこと=解決方法探し。ただ、あまりシリアスに深刻にならないよう気をつけたい。気楽に、他の人と自分を比べず、できることをやればいい。短期決戦ではなく、長期戦のつもりで、これからも自分のペースでやっていこうと思ったのでここに書いておく。