改善策を提案する際気をつけたいこと

とある本を読んでいて、「あ、これは仕事に応用できる!」と思うやり方を知りました。これまでの私にはなかった視点でした。
やはり本はあれこれ読んでみるものですね
なかなか思うように進まず、改善したいと毎日のように思いつつできていなかったのですが、たまたま読んだ本から改善のヒントをゲットできました。


改善する歳、丁寧にやることも好きですが、馬鹿丁寧にやっていられない場合もあります。スピードが必要となる場合も。瞬時にアセスメントし、判断する。最適な判断を素早く下す能力。これは上に立って指示する者としては当然必要とされる能力かと。


気をつけたいのは、上に立つ者が強権的に決めてしまうことで起こる反発を考慮すること。口でハッキリ言えなくても内心でギリギリと唇を噛んでいる人が出ている可能性もあります。人は不平等感、不公平感に敏感です。そしてそれは根を持ちます。不満がつのり、いつか爆発することも。上に立つ者としては、爆発を防ぐことためにもひとりひとりをよく見ることが大事なのではないかと。変に気を回しすぎてもよくありませんが、爆発する前には何か原因があって感情的なやりとりがあるはず。投げつけられた感情的な言葉に感情的に反応しないこと。まず相手の意見を聞くこと。不満は何なのか話させること。話させたうえで、改善策を提案する。場合によっては改善策を提案させる。お互いに納得する、折り合いをつけるというのは本当に大事なことかと。


そんなこと言ったって簡単に折り合いなんかつかないよ、そう思う人もいることでしょう。そこが腕の見せ所で、改善策の中にいかに妥当案(妥協案ではありません)を見つけ出す(あるいは盛りこむ)か。また、いかに感情的にならないか、相手を感情的にさせないか。そこは特に留意するところで、忍耐ですね。忍耐力も必要になってきますね。


感情的になってうまくいくということはまずないと思います。良いと思った改善策を敬遠されたり反発されたりということもあらかじめ想定しておくこと。自分の案が絶対に良いものだと固執しすぎないこと。押しつけないこと。上に立つ者として最適な判断を素早く下す能力を身につけること。なかなか難しく一日や二日ではどうにもならないことですが、がんばろうと思います。