忘れていくということ

今朝、2016年はじめの出来事を思い出せなくて、戸惑ってしまった。一年半というのは忘れるには十分な時間だろうか。


喜怒哀楽。いろんなことを忘れている自分がここにいる。


普段忙しすぎるからだろうか。


思い出す必要がないと、忘却に拍車がかかるというのはある。


つらいこと、いやなことは、努めて思い出さないようにしているというのもある。


でも、大切な出来事ですら、忘れてしまって、本当に情けなくなる。大切なことなら、忘れないはずなのでは?


どうしたら、忘れないでいられるのだろう。


思い出したいときに思い出せない。それが歯がゆい。


もしかしたら、私の記憶という容量はもういっぱいになってしまったのかもしれない。元々少ない容量で、それに経年劣化も手伝って、昔のことは忘れてしまうのかもしれない。悲しくて、せつなくて、もどかしくて、でも、どうしようもないでいる。