乙一『きみにしか聞こえない CALLING YOU』を読んでの雑文。

きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)

きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)


今日、乙一の『きみにしか聞こえない CALLING YOU』を読んだ。

一人でいることは、嫌いではないけれど、

声を聞きたくなるときがある。

話をしたくなることがある。




きみにしか聞こえない CALLING YOU』哀しい話だなって思った。

人が死ぬ話ってやっぱり好きじゃないって思った。

どうして死ななきゃいけないのか納得できなかった

そういうストーリーにして涙を誘う話は多いけれど



ただ、大切な誰かが死んだとしても、

自分は別の人間である以上それでも生きていかなきゃいけないんだろうな、って思った。



ずっとその大切な誰かを想いながら、

生きていく生き方っていうのもありかな、って思った。




人が死ぬ話はやっぱり好きじゃないと書いたけれど、

でもラストの文は好きだな。

でも大丈夫。心配ない。どんなに辛いことがあっても、ラジカセがいつもそばで勇気づけてくれるから。


以下反転

いいよね。勇気づけてくれるものがあるって。

どんなに辛いことがあっても生き続けなきゃいけないと思う。泣きながらでも。

辛いとき、勇気づけてくれるものがあったら、どうにかなんとか乗り越えられるんじゃないか

って思う。



んーそうだねー、乗り越えられようと思っても乗り越えられないってこともあるかもしれない。

それなら乗り越えられなくてもいいと思う。でも死を選んじゃダメだと思う。

泣きながらでも生きていく、生き続けるっていうのが私の考え、かな。

とにかく生き続けるってこと。泣きながらでも。



勇気づけてくれるものがあるっていうのは、心強いよね。人それぞれ違うと思うけれど。

うん、私にも勇気づけてくれるもの、あるよ。

何かは内緒だけどね。