【雑文】思うように行かないことが多い。なので……

んーと、これは雑文です。とりとめもなくだらだらと書いてます。

最近は本の他に雑誌も読むようになりました。

WellAge Woman 2007年 創刊号 フジコ・へミング インタビューより引用

「人生は思うように行かないことが多いじゃない?
未来にはきっと素敵なことが待っていると思っていたのに、
現実は悔しい思いや、つらい思いをたくさん味わう。
私はそんな人たちを勇気づけられるようなピアノを弾ければいいと思っているのよ」

フジコ・へミングのCDは何枚か持っているけれど、『ラ・カンパネラ(パガニーニによる大練習曲S.141の3)』とか『ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調』とか好き。
ピアノは好きだ。ピアノは習っていた。もう長いこと弾いていない。指が動かないような気がする。
クラシックは元々好きで、よく聞く。一番クラシックにのめりこんでいたのは、高校生のときだ。当時はラジオでクラシックを聴きまくっていた。おこづかいをためて買ったCDは今でも持っている。宝物だ。


音楽はよいなぁと思う。
聴いて感じたものがすべてだ。


音楽を聴くときはひとりで。
そんなひとりの時間がなにより大切だ。
淋しいと感じるその感覚を大事にしていたいと思う。


WellAge Woman 2007年 創刊号 フジコ・へミング インタビューより引用

人生において孤独は宝物よ。ひとりでいることは怖くないし、
ひとりでなきゃイヤなくらいよ

本当にそう思うし、そうありたいと思う。
誰かといつもいっしょにいたとしても、感じる孤独というのはあるように思う。


同インタビューより引用

そばには猫がいて、大好きな木々のざわめきを感じながら、毎日ひたすら本を読むの。
日本の本もドイツの本もたくさん読んだわ。そんな孤独の時間を持つと、
疲れがすべて取れていく。これ以上楽しいことってないわ


まるで今の私を代弁しているような文章だw

本や文章を読み、文章を書くということは、ひとりでないとできない。
集中しないとできない。
本や文章を読むことが好きで、書くことが好き。
これは誰がなんと言おうと止められない。
本や文章を読み、文章を書くことに意味があるのか?
時間の無駄ではないか、とそういう疑念が浮かんだりもした。
ここにこうしてブログを書いたところで、何の意味があるのだろう?と。
誰かが読んでくれる、それで自己顕示欲を満たし、満足しているだけではないかと。


ふと私の中の誰かがささやく。
「ブログを書いたって1円にもならないよ?」
うん、1円にもならなくていい。
そもそもお金を得るためにこのブログを書いているわけじゃない。
お金は生きるためには必要だけれど、生きるために必要なだけあればいいと思う。
贅沢はしたくない。贅沢なんて必要ないと思っている。


同インタビューより引用

立派な家や、唸るほどのお金があったって、家やお金が人を幸せにしてくれるわけじゃないわ。
生きている目的は、いい男にめぐり合うことでも、たくさんのモノを手に入れることでもない。
今あるもので幸せを感じられること。運命を受け入れて、与えられたものに満足できること。
それが幸福というものじゃないかしら。他人と比べて、自分に足りないものばかりを探し出すようなことは、わざわざ自分を不幸せにしているようなものよ


今あるもので幸せを感じられること。なるほどなぁと思う。


少し前になるのだけれど、お金がいくらあってもどうしようもないことを経験したので、
今は、毎日ご飯が食べられて、健康であれば、それでいいと思う。


欲しいものも本当になくなってきた。
洋服も化粧品もブランド物もアクセサリーも、別にいらない。
なければないですませたい。物が増えるのが嫌。


同インタビューより引用

歳をとっても美しくいるためには、今日いやなことがあってもくよくよしないことね。
癪にさわることがあったって、ひどい意地悪をされたって、夜、家に帰ったら猫をなでて、
好きなテレビでも見て、おいしいお酒を少し飲んで、それですっぱり忘れることよ。
そうしたら次の朝には、また新しい一日を始められる

うん。すごくわかる。私の場合は、猫ではなく、犬かな。
犬を飼いたい。犬と戯れたい。犬と散歩したい。


最近は忘れるのっていいことかも、と思うようになった。
日常生活で揺れ動く自分の感情がたまらなくイヤになったりする。
脳内で繰り返し再生されるのが、松任谷由実の「ジェラシーと云う名の悪夢」

離れてゆくことが
正しいのなら なぜ出合ったの

忘れてしまえばただの幻なの

この部分が私の脳内でリフレインする。
本当に忘れてしまえれば楽になると思う。

巻き戻す何度も
彼を信じてた場面へ

過去を振り返り思い出したところで、つらいだけだったりする。
それならもう振り返らず、忘れてしまった方がと思う。
過去は変えられない。それなのに、なかなか水に流せない自分がイヤだったりする。
PCのゴミ箱に放り込んで、空にするをクリックして、すっぱりなくなってしまえばいいのに、とそう思う。そんなことを思うのは私だけだろうかw


フジコ・へミング インタビューより引用

好きなテレビでも見て、おいしいお酒を少し飲んで、それですっぱり忘れることよ。
そうしたら次の朝には、また新しい一日を始められる

そう、新しい一日を始められるというのはありがたいことだと思う。
朝になれば、また本を読み、PCに向かい文章を書くことができる。好きな音楽を聴くこともできる。
そうした日常を大事にしたい。平凡でつつがない日常を守りたいと思う。


インタビューより引用

人生は思うように行かないことが多いじゃない?

確かに思うように行かないことは多い。
なので、最近は思うように行かないことをどうにかしようと躍起になるよりも、流れにまかせてみようかな、と思うようになった。


どうにかしようと、どうにかできるんじゃないかとそういう風に思うこと自体、おこがましいとような気がする。


流れにまかせて、
あるいは
じっと流れを見守っていたい気分だ。


あるいは
今できることだけに目を向けて、
そのことに集中したい。