情報を保存しておくこと。本を保存しておくこと。そのことに関して考えたこと。

情報収集術に関する本を読んで考えたこと。
情報を保存しておくことに意味はあるのか、ということ。
ここで言う情報というのは、自分が興味があることだったりするのだけれど、私の場合、ブクマしてそしてそれを整理することがない。整理する時間がないということと、ブクマしたものを再び読んだり活用したり、ということが稀なので、整理の必要性を感じないのだ。


必要であればまた検索すればよいわけで、本についても保存しておく必要性があるのか考えはじめている。


今まで本は捨てないし、売ったりもしないというスタンスできた。結果、本部屋と言ってもいいくらいの本ばかりの部屋がひとつできてしまった。そこにある本自体、どれも一通りは読んだことがある本ばかりだ。場所をとりすぎている本をどうするか真剣に考えている。また整理されていないので、そこも頭が痛いところだ。


整理するには時間とコスト(本棚)がかかる。
時間がかかるのは、私がもっとも嫌うところだ。


時間をかけて整理したところで、どれだけあとから活用するだろうか。
繰り返し読みたい本というのは、すでに別にまとめてあって、それ以上の分類、保存というのは必要がないのではないかとそう思いはじめた。


Web上の情報もそうだが、必要な情報を入手し、自分の中にインプットしてしまえば、あとの保存・整理にてまひまをかけるのは意味がないのではないか。


情報を保存しないわけではない。本当に必要なものだけを判別し、厳選して保存する。得た情報・読んだ本すべてを保存したところで、再び活用することは稀だ。むしろ、増えすぎた情報、溜まりすぎた本のせいで、本当に必要なときに必要なものを見つけ出せなくなってしまう、そんな危険性もあるのではないだろうか。