「どうしてブログを書くのですか?」


こう聞かれたらどう答えるかな、と思って書いてみた。
どうして私はブログを書くのかな、と。

自分で自分がいちばんわからない

ブログをはじめる前、自分は口下手でオフなんか行くことはないだろうと思っていた。
ところがオフに行くようになり、最初のオフの頃からすると(2007年冬)我ながら変わったなぁと思う。想定外の変わり様に自分ってわからないなぁと思う。また、ひとつのことに集中したいと思う一方、あれもこれもそれもどれもと手を出しているのも事実で、そんなよくわからない自分をもてあますこともしばしばだったりする。

よくわからない自分をどうしたらいいのか

自分で自分がわからない。我ながらよくわからないやつだなぁと思う。
時折、自分探しの旅に出かけたりする。ネットから離れ、本からも離れ、音楽も聴かず、テレビも見ず、ひとりの時間を持つ。ふと立ち止まってみる。自分はどうしたいのか。本当にどうしたいのか。思う存分時間があるとして、何がしたいのか、考えてみる。

考えを言語化することで今の自分をあきらかにする

考えただけでは、おそらくそれは流れて消えていってしまう。似たようなことをもやもやぐるぐると考え続けるだけでそれ以上進まないように思う。もやもやぐるぐると考えたことをはっきり文章にすること―それは難しいことかもしれないが―今の自分の状態を把握する上で最良の方法かもしれない。逃げずに今の自分の状態を把握する。よくわからない自分を整理する。
もやもやぐるぐると考え続けるだけでは成長はできないように思う。もやもやした自分の考えを言語化し自分自身に突きつけること、それは数字ではないけれども、今の自分の状態を表したものといえるのではないか。

自分で自分の状態は把握しておきたいと私は思う。
把握して整理してこそ次のステップに進めるとそのように思う。

自分の今とこれから

はっきりと意識することが好きだ。もやもやしたままでいたくないというのがある。白黒なんでもつけられるものばかりではないというのもわかっている。が、自分の状態くらいははっきりとわかっていたい。自分の今とこれから。自分のことは自分でというのが私の中にあるからかもしれない。

自分の軸が定まってくる

自分の状態を把握して整理する。そして次のステップへ。把握のために書くことは有用で、書き残しておくことはあとあとのためになると思う。ふりかえり自分の成長を確かめることもできるだろう。
そして自分の状態を把握することは自分の軸が定まってくることに他ならない。自分の軸が定まり、しっかりとすることで、あらゆる他のものから自由になれるように思う。あらゆる干渉や邪魔に惑わされることなく、自由に歩いていけるように思う。自由に自分の足で歩いていきたいと常々思っている自分がここにいる。自分の軸がしっかりしていれば、周囲の評価や噂は気にならない。自分はこれでいいと思うからだ。

考えたこと感じたことを書き残すということ

把握し、整理することが好きだ。わからないままうやむやのままにしておくことは気持ちが悪い。めんどくさかったり苦しかったり痛かったりする作業かもしれないが、書くことは次のステップに進むためレベルアップするために有用だと思う。もっともっと考えたこと感じたことを書き残していいと思う。
そして、こうしたブログでオープンにし、発信することだと思う。誰かに読まれるかもしれないというそのことは、少なからずいやかなり自分を真剣にさせる。そこにブログの有用性があるように思う。

ブログは発信する場所。
自分の考えたことを感じたことを自由に書ける場所。
自由に発信できる場所。


「どうしてブログを書くのですか?」
ひとことで書くことは難しい。
今の自分が考えたこと感じたことを書いて残しておきたい。できれば誰かに読んでもらいたい、というところだろうか。

最後に「フィードバック」について

そして最近は書き残すことということは勿論、「フィードバック」という点においてもブログは有用で役に立つツールなのではないかと思いはじめている。
ブログを書き、発信することで得られるものをひしひしと感じる今日この頃だ。それはなにものにも代えがたいものありで、発信した自分だけが得るかけがえのないものだ。じっと黙っていてもはじまらない。書いて発信すれば何かが変わる。変わることができるように思う。