石田ゆり子の『旅と小鳥と金木犀』を読みながら、考えたこと。
感情というのは選べるものなのかな、と。
ささいなひとことにカチンときたり、ここのところの私は妙に怒りっぽかったりする。
年末年始も今思えばちょっとしたことで怒ってしまい、それを人のせいにしていた。
自分が悪いのではない。あんなこと言うから私は怒ったんだ、私を怒らせるようなことを言った、みたいな感じで人のせいにしていた自分に自己嫌悪。
怒ったのは自分なのに。
スルーしてしまえば何事もなくその場はおさまったのだろうな、と今になって思う。
が、言葉を飲みこめない自分がいたのも確かだ。
怒らないようにしよう。
怒るという感情を選んでいるのは自分。
人間だもの怒ることもあるよ、とそう考えることもできるけれど、
できれば、
できるだけ、
怒らずにいたい。