『人は「一生というもち時間」をひとりで旅する孤独な旅人の存在であるがゆえに…』

人は「一生というもち時間」をひとりで旅する孤独な旅人の存在であるがゆえに、自分が帰属する場所や物語を求める。
女の子のための現代アート入門―MOTコレクションを中心に

本の中からの引用です。

人が生まれて死ぬまでの時間って実は個人差がものすごくあって、平均寿命まで生きられるとは限らないのですよね。ホントいつ死ぬかわからない。
人生は旅だなぁと思うことはよくありますね。
自分という人間が存在していること自体不思議に思うこともありますし、
この文章の

自分が帰属する場所や物語を求める。

というのもよくわかります。
帰属する場所があるというのは安心するものだったりします。
会社とかそういうのに限らず、自分の居場所があるのはいいですよね。


物語は自分だけでは生まれなくて、自分とそのまわりの人々の存在があって物語ははじまると思うのですよね。ええ、いろんな物語が。モノローグだけの物語も有りかもしれませんが、やはり会話は必要。たわいない会話で心が安らぐときってありますよね。

人生は旅。
旅しながらやはり人は居場所を求めるもので、出会いを会話を求めるものなんだと思う。
出会って会話して、そして物語が生まれるのでしょう。