所有したくない世代に電子書籍は受け入れられるかも。

今朝Twitterしていて思ったのは、
電子書籍は本を所有したくない世代にはウケるだろうなということ。
つまり受け入れられるかもしれないなぁと思ったのですよね。


私もそうなのですが、本とか物ってもういろいろ持っているのですよね。もう所有したくない、これ以上物を増やしたくないというのがあります。
図書館で本を積極的に借りているのも、本をこれ以上増やしたくないから。どうしても欲しい、手元にずっとおいておきたい本だったら買います。

本は買おうと思えば買えます。買うくらいのお金はある。
けれど、あえて買いたくない。物をこれ以上増やしたくないという所有欲がなくなりつつある世代の人というのは案外多いんじゃないかな、と思います。
若いうちは何でも欲しかったりするものですが、ある程度年をとってくるとそこまで欲しいというものがなくなってくるというのがあります。どうせ買ってもなぁ、そのうち飽きるし…みたいな。もうこれ以上物増やして部屋狭くしたくないし…みたいな。


本はかさばりますね。
そして雑誌やカタログは読み捨てで、とっておくほどのものでもない。リサイクルや中古書店に持っていくものでもないし、売ったとしてもたいしたお金にはならない。
そういう雑誌、カタログこそどんどん電子書籍にしたらいいんじゃないかと思うのです。
一度読んだだけで捨てられてしまうようなそういうものは紙がもったいない。そうなると新聞もそうかもしれませんね。


もっと見やすい形で電子書籍を見ることができるようになったら、たぶんかさばる紙媒体のものにとってかわられると思います。


余談ですが、iPadは大きくて持ち運びにはちょっと、という話を聞きました。実際のiPadを私は見ていないのでなんとも言えないところもありますが、昨日友人が冗談でメールをしてきたみたいに、

iPadにもS/M/Lサイズあるんだよー

というのが本当になったらいいかもしれません。


電子書籍が文庫や新書のように持ち運べて、いつでもどこでも見ることができるというのは理想だなぁと思います。


もっといろんなものが電子書籍化されて、そして読む人にウケたものだけが生き残っていく、そんな気がします。

追記(2010/6/4 22:19)
『所有したくない世代に電子書籍はウケる。』というタイトルにしていましたが、
『所有したくない世代に電子書籍は受け入れられるかも。』に変更しました。