幸せは自分の中に

日本一幸せなのは福井県、最下位は… 法政大教授が調査―asahi.com朝日新聞社
http://www.asahi.com/national/update/1109/TKY201111090398.html

どうなんでしょう、こうランキングは。

 「すべての部門で改善が必要」とされた大阪は休養時間の長さで高得点だったものの、平均寿命の短さや保育所定員比率の低さ、刑法犯認知数の多さが順位を下げた。

こうはっきり書かれてしまうと、いい気分はしないと思うのですよね。ちなみに私が今住んでいる福岡は、39位で、低い方になります。「あれー?なんで?」というのが正直な感想。
記事によると

「幸福度」を数値化しようと調査。合計特殊出生率や総実労働時間、平均寿命など40の指標で点数化し、総合点から都道府県を順位づけた。

とありまして、うん、まぁなんとか幸福度を数値で表そうとしたのですね。どういう統計データを元にしたかや40の指標が明記されていないので、なんとも言えないところもあるのですが、「幸福度ランキング」を見て、喜ぶ人もいる反面、一部では反感を買うのではないかな、と思ったり。

「幸せ度は、住む人々の努力で変えられると思う。ランクづけが目的ではなく、幸福度を高める地域づくりの方策を示したかった」

とのことですが、うーん、どう努力していけば変えられるのかな、とも思ったり。「幸福度を高める地域づくり」という表現はものすごくかっこいいけど、なかなか難しそうとも思ったり。

「順位なんかわざわざつけてもらわなくても、充分幸せですし」と言う人もいると思いますし、まぁ「あなたの住んでいるところは、平均寿命が短くて、保育所定員比率も低くくて、刑法犯認知数も多いから改善しましょう」という指摘をしたかったのかな、とも思ったり。(一個人にそういう指摘をしてもどうしようもない気もしますが)

まぁダラダラと書いてしまいましたが、どこに住んでいても幸せは感じられるものというのが私の持論で、幸せって結局のところ自分の中にあるものなんだと思ってます。自分にあるものに気づいていないだけ、とも言えるかな、と。
「あれもない。これもない。それもない」とないものを数えていくと、幸せ感というのはどうしても薄らいでいきます。逆に、「あれもある。これもある。それもある」とあるものを数えていく方が幸せ感、満足感が得られて、わたし的には好きです。まぁ、考え方次第でしょうか。今も充分幸せだけど「こういうところはもっと頑張っていきたい」とか「夢や希望は持っていたいよね。夢や目標に向かっていく過程がまた楽しいんだからさ」といった感じが好きですね。