つらいことがあっても

つらいことがあってもごはんは食べるようにしている。
ごはんが重く食べられないときはチョコレートを食べるようにしている。
シンプルな板チョコをパキっと割って、小さなカケラをひとつ口に。


あるいはあたたかい飲み物。
いつも飲んでいる飲み物でおなかをあたためる。


あたたかいものには魔法があると思う。
ほっとさせてくれる不思議な魔法が。
あたたかい食べ物。
あたたかい飲み物。
あたたかいお風呂に入るのも良いと思う。


つらいなら泣いてもよいと思う。
むしろ泣けるだけ泣いてしまえと思う。
自分の感情は自分で整理するしかない。
でもすぐに整理できなくてもよいと思う。


急に冷静にいつもどおりになんてなれない。
何度も思い出して涙がこみあげてくるのだけれど
それは仕方ないこと。
少し自分を休ませてあげよう。
時間を置くことも大事。
あまのじゃくかもしれないけれど、元気が出ないときは無理に元気を出さなくていい、そう思う。無理にしゃべらなくていい。無理に何かしなくていい。


今日はひたすらぼーっとしていた。
ただ、ご飯だけは食べた。あたたかいご飯をゆっくり食べた。
食後にあたたかいお茶を飲み、静かに目を閉じ思った―穏やかでありたい。落ち着いた自分でありたい、と。