冬の時代

ああ、冬の時代なんだなぁと思うことが時々あって、それは日本が冬の時代なんだと思う人もいるだろうし、自分自身が冬の時代に突入しているなぁと思う人もいるだろうし、まぁそれはどちらでもいいのだけれど、冬は冬で経験しておいても良いのではないかと思う。冬の時代というものを。

冬来たりなば春遠からじ

ということわざがあるように、いつかは春が来る。
なんというか冬は冬でしょうがないような気がする。
寒いものはどうしたって寒い。
あたたかい南の国へ逃げ出したくなるけれど、そうもいかない。


冬の時代。
それはそれでしょうがないと受け入れてしまうと「腰が据わる」というのはある。
寒かろうが冷たかろうがそれがどうした。
寒くても冷たくても、どうにかやっていくしかない。
春が来るまで、いつか来る春まで。




春のあたたかさ、ありがたさは冬を経験したからこそわかるものかもしれない。