- 作者: 諫山創
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いやはやもう10巻になっていたのですね。進撃の巨人。
1巻が出た当初は、読んだ人から「かなりグロいシーンとかあるから読まないほうがいいよ」と言われて、「わたし向きの漫画じゃないかな?」とも思っていたわけですが、「怖いもの見たさ」で読みはじめたら、新刊が出るたび買うようになっていましたとさ。ちゃんちゃん。
「進撃の巨人」読み続けているのは、一言で言えば「続きが気になるから」でしょうか。
ツッコミも多い作品のようですが、わたしとしては「それはそれでいい」というスタンスで、いろいろな人の話題にのぼるのはいいですよね。全然誰からも相手にされないよりも。
何か特別ズバ抜けていないと印象には残らないし、すぐに忘れ去られてしまう。その他大勢に埋もれてしまう。これは漫画に限らないわけですが、特色があって他との差別化に成功してこそ多くの人に覚えてもらえるというのはあるかな、と。で、「進撃の巨人」これはインパクト大きいです。絵も上手下手は別として、特徴的ですし、巨人のドアップなんか見たら忘れないです。世界観もまぁ普通じゃないです。もちろん、作品の好き嫌いは分かれると思います。が、「それはそれ」。好きな人は読めばいいし、そうでない人はスルーでよいかと。もっとも万人の人に好かれる漫画というのはないんじゃないかなぁ。
非日常にドキドキするのは映画を見るのも同じですが、漫画でここまでドキドキできるというのはすごいですね。「進撃の巨人」はアニメのほうは見ていませんが、戦闘シーンはスピード感があってすごそうだな、と。(あくまで想像です)
ドキドキ感を楽しもうと思うのは、日常が平和だからかもしれません。これといったイベントがない毎日に刺激がほしいと思うわけで、一種の現実逃避なのかなぁ。現実逃避と表現するとネガティブな感じになりますが、夢中になれるものがあると表現するとポジティブになるかな、と。思うのですよね。現実だけを見て、うんざりしたり鬱屈してしまうより、非日常を楽しんだり何かに夢中になる時間があってもよいのではないかと。誰の迷惑にもならない楽しみというのはあってよいかと。
読んでいて「うわぁ」と思うコマもありますが、やはり「進撃の巨人」続きが気になるという気持ちが強くて読んでしまいます。こうなったら最後(最終巻の一番最後のコマ)まで見届けてやるぞ、と。この世界の人々は一体どうなるんでしょう。まだ謎の部分も多いですしねぇ・・・。
さきほども書きましたが、好き嫌い分かれる作品だと思います。絵がどうしてもうけつけないと言う友人もいました。グロいシーンもあります。わたしは読めてます。ドキドキしながら読んでます。はい。
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