とある研修会に参加して思ったこと

とある研修会に参加して思ったこと。それは、地方には人がいなくて、自分が勉強したい分野を勉強している人や先立って研究している人が本当に少ない(ほとんどいない)のだということ。もちろん、本やネットで勉強することもできるけれど、情報として古いことが多い。「今の実情を知りたい」「どういう動きになっているのかこれからのことが知りたい」というのが強くある。そうなると研修会や研究会に参加して、講師の話を聞いたり、質問したり、ということが手っ取り早いわけだけれど、その研修会や研究会が行われているのも東京や大阪だけだったりで、交通費の点から言ってもそうちょくちょく行くことはできない。研修会や研究会開催者側からしてみると、ある程度人数が集まらなければ開催できないというのが本音だろうし、地方でやっても人が来ないから・・・という理由で地方が外されているのが現実だと思う。


USTやニコニコ等で研究会の様子を配信するというのもひとつの方法だと思うけれど、ネットでの配信はまだまだ敷居が高いようだ。(主催者側の都合も勿論あると思う)


研究している人のぶっちゃけた話が実は相当面白く、そういう話を聞けるのも研究会ならではだと思うわけで、理想は高く掲げていても、現実は理想とは程遠い状況のようだ。
げんなりするような現実。でもそれは改善の余地があるということ。改善の方法を見つけるためにも様々な情報がほしい。そう思うわけで、情報交換の場がやはり必要だなと。


地方に住んでいるから情報が少ないと嘆いてもなにも変わらない。「情報を得るために自分から何かしなければ」「地方でも参加できる情報交換の場を作りたい」そんなことを思った。